カープ小園海斗の2年目を振り返る。今後の彼に必要なこととは?来年の成績予想も!
みなさま
こんにちは!
日本シリーズも終わり、プロ野球もオフシーズン恒例の契約更改が行われていますね。
筆者は今回の日本シリーズについて記事も書いておりますので、まだの方はぜひ!
話は本題に戻しまして
今回は今シーズンBクラスに沈んだ、カープの次世代のスター候補小園海斗選手について書いていこうと思います。
それでは進めてまいります!
経歴
今年20歳を迎えたばかりの小園海斗選手。
中学時代に所属していた平方ボーイズでは、大阪桐蔭から千葉ロッテに入団した藤原恭太選手と一緒にプレーしていました。
高校は兵庫の名門、報徳学園に進学しました。
一年春からベンチ入りし、秋からはショートでレギュラーを獲得しました。
2年、3年共にU18にも選出され、世代トップの野手として注目を浴びていました。
ドラフトでは4球団競合の末、広島カープに入団いたしました。
プレースタイル
プロ野球選手としては、特別体の大きくない小園選手。
しかしプレーはとても力強いものです。
まず打撃は当てに行くようなスイングをすることはなく
きちんと自分の力強いスイングをしていることが特徴です。
その中で長打を放つときもありますので、中距離バッターに近いのかもしれません。
守備は華麗なグラブ捌きを見せています。
高校時代は、肩に自信があったと言うことでかなり深い位置でポジショニングをしていました。
プロに入ってからは平均的な深さで守るようになりました。
走塁も果敢に次の塁を狙う姿勢があり
総じて積極的なプレーが持ち味の選手であると言えます。
今シーズンの成績
ここでは2020年シーズンの小園選手の成績について振り返ってみようと思います。
2年目の今季は二軍暮らしが長く、一軍での出場は3試合にとどまりました。
上記の成績は2軍での成績となります。
2軍とはいえ、高卒2年目としては十分な成績を残したのではないでしょうか。
中距離打者として着実にステップアップしているのではないでしょうか。
また特に筆者が評価したのは、三振率の低さです。
一年目は一軍で2割越え、2軍でも1割8分台とかなり三振が目立っていました。
特に追い込まれると低めの変化球に対する見極めがうまくできていない印象でした。
今シーズン、一軍での出場は多くなかったですが
そのような成績を見る限り、着実に打撃は向上しているのではないでしょうか。
来シーズンの成績予想
小園選手には、来年より一軍に帯同してもらい戦力として活躍していただきたいです。
先日FAせずに残留表明した田中選手のいるショートではなかなか1年間試合に出続けることは厳しいかもしれませんが
カープの未来を考えた時に、来シーズンの活躍がその後の彼の活躍に直結することでしょう。
田中選手がいる間に、少しでも多くのことを吸収していただきたいと考えています。
予想としては田中選手が怪我をしない限りはサードやセカンドを中心として途中出場が多くなると考えています。
ということを踏まえると、小園選手にとって我慢の年になるのではないでしょうか。
もちろん、チーム事情によって変わることは大いにあり得るので
その辺りは一概にはいえませんが、基本的にはそこまでチャンスは多くないでしょう。
シーズンの半分くらい出場し、50本くらいヒットを放ち複数ポジションを守る。
これだけ聞くとユーティリティープレーヤーのように聞こえますが
小園選手は将来のカープを担ってくれる存在ですので
あくまで今後のステップアップとしての一年にして欲しいと思います。
タナキクの二遊間からたくさんのことを吸収して欲しいですし
数年後、不動のショートになっていって欲しいと考えています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
小園選手の成長がみられたのが今シーズンだったのではないでしょうか。
ドラフト一位とはいえ、まだ高卒の二十歳の選手。
多くを期待したくなりますが、気長に待っていきましょう。
いつの日か誰もが認める球界屈指の選手になるまで。
それではまた!