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本当にすごい?カープ菊池涼介大解剖!数字で紐解く二塁手初のシーズン無失策記録を生み出した今年のある”特徴”とは?

皆さま

 

こんにちは!

今回は、カープ菊池涼介選手について書いてみようと思います。

今年、シーズン無失策の記録を作った菊池選手の秘密を解説していこうと思います。

 

 

今回は下記に沿って進めていきたいと思います。

 

 

筆者は他にもカープに関する記事を書いていますのでぜひ!

 

ista-shu0120.hatenablog.com

ista-shu0120.hatenablog.com

ista-shu0120.hatenablog.com

 

余談ですが今回の記事の写真は全て筆者自ら撮影したものになります!!!

では戻りまして、進めてまいります!

 

菊池選手の経歴

1990年生まれの30歳。東京都出身。

大学は愛知の中京学院大学でプレーし、大学4年の2011年ドラフト会議で2巡目指名でカープに入団しました。

一年目に初出場を果たし、2年目にはシーズン141試合に出場。

3年目には捕殺の日本記録を更新しました。

ゴールデングラブ賞は2013年から2019年ま7年連続で獲得しています。

また5年目には最多安打のタイトルを獲得し、守備だけの選手ではないことを証明しました。

2017年にはWBC、2019にはプレミア12に出場と世界大会にも複数出場しています。

 

プレースタイル

中京学院大時代から、プロで守備だけでも飯が食えると言われるほど

高い守備力が売りの選手でした。

とにかく守備範囲が広く、特徴でもある深い守備位置でも難なくアウトにしていきます。

派手で超人的なダイビングキャッチなどで何度もファンを魅了してきました。

一方で簡単なゴロはじくなど、エラーも多いのが特徴です。

 

打撃はとにかく早いカウントからどんどん打っていく積極的なスタイルです。

そのため四死球は多くなく、あまり打率は高くないのが特徴です。

一方で2桁本塁打も何度も記録しており、パンチ力も持ち合わせています。

また主に2番打者として犠打も器用にこなします。

 

 

今シーズンの成績

今シーズンの菊池選手の成績は下記マーカー部分になります。

まずは打撃成績になります。

 

正直、特段目立った打撃成績ではないのかなと感じています。

強いて挙げるとするなら、打率がここ数年と比べ良いことかと思います。

2割前半から2割5分だった歳と比べると、今シーズンの菊池選手はまずまずの打撃成績だったと言えると思います。

 

続いては、守備成績になります。


 今回の記事の題名のもありますのですでに皆様ご存知かとは思いますが

今シーズン菊池選手はシーズン無失策の二塁手としては史上初の快挙を達成しております。

それって、単に守備機械が少なかっただけじゃないの?と思われるかもしれませんが

マーカー部分を見ていただけると補殺も310とかなり数が多いと思います。

ちなみにこの表の遊撃手の補殺を合計すると310に満たないので

いかにこの記録がすごいものなのか、チーム内の比較でもお分かりいただけるかと思います。 

 

活躍の分析

ここではなぜ今シーズン、菊池選手がこのような成績を残すことができたのか考察してみようと思います。

前述の通り、今や野球ファンなら誰でも知る球界を代表する二塁手となった菊池選手。

ゴールデングラブ賞も7年連続で獲得できる二塁手は過去の歴史にもそう多くないでしょう。

 

しかし、近年の菊池選手の守備は実は平均的な数字であったと言われていました。

過去に膝を故障した影響か、守備指数を図るUZRという数値が著しく低下していました。

今シーズンもこの指数はあまり高くないのですが、一塁手があまり上手くない松山選手が

一年を通して守っていたことを考慮すると、やはり今年の記録は偉業と言えます。

 

上記の事実を踏まえて考えた今年の菊池選手の強みは

普通のゴロを補殺することができたことだと言える思います。

 

 

とくに前述の通り

派手な守備で以前から高い守備力を誇っていましたが

正面の簡単な打球を弾くことが多く見受けられました。

 

もちろんこれはエラーにカウントされるので

そのある意味菊池選手の守備につきものだったものがなくなったのが今年の強みだったといえます。

 

もっというならば

上記で述べたUZRの指数が無失策なのに低かったことも考慮すると

以前のスタイルとは違い、取れる範囲は狭くなっているものの

一般的に取れるとされている打球は処理したと言えるでしょう。

 

この指標はあまり日本では一般的に用いられているものではないので一概にはいえませんが

数字からそのような答えを導くこともできるということです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

この賛否両論の成績を見て皆さんはどう感じたでしょうか。

 

筆者的にはいつまでの彼に二塁手を任せ続けるのは危険だと感じています。

早いうちに彼を脅かす存在が現れることを期待しています。

 

それではまた!