1人暮らしでは笑えない

23歳社会人2年目。低賃金。多趣味。

V

プロ野球「9回終了時点で同点の場合試合終了」の持つ意味。野球の本質を再考した2021年シーズン。

みなさま

 

こんにちは。

明日からいよいよ11月20日より開幕するSMBC日本シリーズ2021が始まりますね!

 

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今回は、題名にあるように、

今シーズン多く見受けられた「引き分け」について深掘りしていきたいと思う。



最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

目次として、下記の通りに進めていこうと思います。

 

では、進めていこうと思う。

 

通常時の引き分けの概念について

今回話す通常時とは、コロナ禍の前のことを指している。

その基準で話を進めると、延長12回まで試合は継続される。

また、アマチュアとは違い、無死1、2塁から開始されるタイブレークなどはなく

あくまでイニングがそのまま継続されるというのが通常で、12回を終えて同点の場合そこで試合げ終了となり、引き分けとなっていたのがコロナの前だ。

 

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コロナ禍における引き分けの概念について

プロ野球がコロナ禍になってからは、引き分けのルールが変更となった。

延長制度はなくなり、9回を終えた時点で引き分けの場合、その段階で試合は引き分けという形で終了となる。

つまり、どんなに乱打線だろうと、はたまた一点を争う投手戦だろうと、あるいは大型連戦の中日であろうと、試合は9回には必ず終了するということになる。

背景としては、コロナ禍で夜間の外出制限のある中でのナイターの試合ということで

  • 試合終了後なるべく早く観客には帰宅してもらう必要がある
  • NPBとして、そこを考慮していることを世間に示す必要ある

主にそのようなところではないでしょうか。

 

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現行の引き分けの基準が引き起こす利点

さて、まずはコロナ禍になり9回で試合終了となることで引き起こすメリットについて感げえてみようと思います。

メリット

①試合そのものを逆算することができる

②選手起用そのものが楽になる(投手・野手問わず)

③最悪引き分けでもいい、という精神的余裕が生まれやすくなる

 

一つずつ深掘りしてみてみよう。

試合そのものを逆算することができる

まさしくこれは、監督・コーチが試合を進める上で特に大きなメリットとなっているだろう。

従来では、試合展開はもちろん、点差、イニングなど様々な要素を加味した上で試合運びをしないといけなかった。

だが、コロナ禍においてどんな試合展開であろうと、9回で試合は終了する。

これはいわば、取るべき試合とそうでない試合の区別がより色濃く、そして簡単に取捨選択することができるということだ。

例えば、どうしても落としたくないシーズン終盤での首位攻防戦だとしよう。

同点で終盤を迎えた場合、従来の延長12回制では次の勝ち越しとなる一点を取りに、またその一点を死守するような試合展開を想定していくだろう。

だがしかし、9回で試合が終了するなら、仮に引き分けでもゲーム差は縮まるため

あえて勝ち越そうとせず、そのまま同点で試合を終わらせに向かうだろう。

実際、このような展開は今年多く見受けられたと感じている。

試合を逆算できると言ったがむしろ、試合そのものに対する考え方をよく言えば柔軟にすることができ、悪く言えば勝ちに対して消極的な作戦が横行すると言えるだろう。

 

選手起用そのものが楽になる(投手・野手問わず)

次にあげられるのは、選手起用だ。

これは特にメリットの中でも大きなウェイトを占めてると言える。

なぜなら、起用する側・される側双方に利点があるからだ。

 

まず、起用する側、監督・コーチ陣側の視点から見ていこうと思う。

何度も言うが、9回と言う区切りが試合の中であるため、後ろから投手の順番を決めることができる。

なんなら試合開始前で、それをすることも可能だ。

 

これにより、選手の調子、登板数や登板間隔、疲労度などを考慮しながら

まるでテレビゲームのように試合を組み立てることができるのだ。

 

従来では延長に突入しそうな試合展開の場合、監督によっては勝ちパターンで9回までしのぎ、それ以降は残りの投手をうまく使いながら試合展開していくパターンと

8回あたりから延長を意識し、勝ちパターンの投手を温存するパターンが見受けられた。

 

選手の疲労度等を一旦おいて置けるのなら、コロナ禍における投手起用で後者を採用するチームはいないだろう。

試合終盤における難しい選手起用に悩まずに済む、これがまず起用する側としての大きなメリットと言えるだろう。

 

反対に今度は起用される側、選手にもメリットがあることについて触れていきたい。

起用する側で述べた、逆算して選手起用をすることに繋がってくるのだが

これをされる選手の調子、登板数や登板間隔、疲労度などを考慮してもらえることというのは

選手の寿命に直結すると考えて良いだろう。

 

近年、高校野球では1週間の球数制限が導入され、投げすぎに対する対応策が取られている。

これはまさに、選手の怪我に対するリスク軽減と為の処置と言えよう。

 

過去引退して行った選手の中には、大きな怪我から復帰することが叶わず、現役生活を終えた選手も多くいた。

選手として活躍することのできる年齢に限りのあるこの世界において、一年でも長くプレーすることは選手にとっては死活問題といえよう。

ここに対して、このようなコロナ禍での丁寧な選手起用は、ブルペンでの無駄な投球を防ぎ、終盤での急な守備固めや代走などの出場機会の軽減に寄与し、将来的な選手寿命の向上に貢献していると言えるのではないだろうか。

 

最悪引き分けでもいい、という精神的余裕が生まれやすくなる

こちらも選手、そして監督・コーチの双方のメリットと言えるだろう。

 

引き分けは、負けではない。

むしろ、今の状況下において引き分けはかなり価値のあるものとなっている。

というのも、以前より引き分け自体の数が増えているのだ。

 

下の表がコロナ前2019年シーズンの各球団の勝敗表だ。

引き分けは各球団数えるほどしかないのがよくわかるだろう。

 

次にお見せするのが、今年2021年の勝敗表だ。



その差は一目瞭然と言えるだろう。

2019年には、引き分けが二桁の球団はなく、最多はオリックスの7引き分け。

それに対して、2021年は一桁の球団はなく、最小で阪神の10引き分け

最多に関しては、ソフトバンクの21引き分けと、約7試合に一回という結果になっている。

 

この数字を見て、皆さんはどう感じただろうか。

一概に、この数字が大きい球団が上位に食い込んでいるかと言われたそうではないので

必ずしも、この数字に全てを委ねるのは間違いだと思う。

 

しかし一方シーズン終盤の首位争いをしていたチームの戦い方に目を向けると

引き分けでもゲーム差は縮まる、という一種の安堵感みたいなものすら感じる戦い方をしているところもあった。

これは引き分けでもゲーム差は縮まる状況で特に顕著に現れていたのではないかと思う。

 

実際には、どの球団も同じ状況下で戦っているのだから同じじゃないかと感じるかもしれないが

シーズン終盤、各球団の残り試合数にも差が出てくる頃に

このように引き分けによってゲーム差を縮めることができるのは

プレッシャのかかる選手にとっては、メリットと言える環境ではないのだろか。

 

CSでも同基準の引き分けが採用されたことについて

さて、ここまで筆者が考えるメリットについて話をしてきた。

ここでは、CSでも同様の基準が設けられ、それによって感じたデメリットについて考えてみようと思う。

 

CSでもレギュラーシーズン同様、9回で引き分けの場合、試合終了というルールが用いられた。

一つ違うのは、というか意味合いが違うのが、同点で試合が終了した場合

レギュラーシーズン上位のチームに白星がつくといったものだ。

 

今回、CSファースト・ファイナルでこのルールが適応された試合が2試合あった。

一つ目はCSファースト2戦目、楽天VSロッテだ。

この試合を引き分け、白星がついたことによりロッテはCSファイナルに進出することになったが、筆者は正直これで決まるのはどうなのかと感じた。

 

試合はロッテが8回に追いつき、そのまま同点で逃げ切った。

本来であればそのまま延長に進み、後のない楽天は総力戦で全投手陣を注ぎ込んだ投手リレーをしてきたに違いない。

それが見れずに、不本意な形で試合終了とは、なんとも切ない気がした。

 

もう一つはCSファイナル第3戦、ヤクルトが6年ぶりの日本シリーズ進出を決めたVS巨人戦だ。

この試合、ヤクルトのベテラン青木選手の勝ち越しタイムリーで一時勝ち越したが、リリーフの清水が8回同点に追いつかれてしまった。

この時巨人ファンは大いに盛り上がっていたが、正直勝ち越していようが、追いつかれようがあまり関係ないのでは?と感じていた。

なぜならヤクルトには最終回には守護神マクガフがおり、8回終了で同点にはなっていたがほぼ確実にこのままいくだろうなと感じていた。

案の定試合はそのまま同点で終了、ヤクルトに白星がつくという結果になった。

筆者が観戦したCSファイナル第3戦

 

双方の試合を見て、もちろんシーズン順位が上のチームが勝ったので、アドバンテージ的な考え方をすれば、このような終わり方も妥当なのかもしれない。

しかし、野球の奥深さ、難しい選手起用、終盤の一点を争う攻防など

見ていてこれほどしっくりこない短期決戦はなかったと思う。

 

シーズンを勝ち抜いた強いチームの、短期決戦という難しい戦い方の中で

強大な戦力を細かく使い分け、勝ち進んでいくのがプロ野球であり

マチュア野球では表現できない繊細な試合展開こそが魅力ではないのだろうか。

 

今後の希望について

コロナ禍という特別な中でプロ野球を有観客で開催するには、各自治体などのルールに従って試合を進めていくことは大切だ。

また無観客に戻ってしまっては元も子もない。

 

しかし、せめてCSくらいは延長を戦ってほしかった。

9回で試合が終わってしまっては、

やはり野球の本質的な面白さ、難しさ、そして楽しさを阻害してしまう。

 

ここのパワーバランスを見極めた上で、NPBには来シーズンの指標を作成していただきたい。

それが筆者の切な願いだ。

 

日本シリーズは延長があるみたいでまずは一安心。

ヤクルト、オリックスの痺れる試合に期待したい。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

カープ小園海斗の2年目を振り返る。今後の彼に必要なこととは?来年の成績予想も!

みなさま

 

こんにちは!

日本シリーズも終わり、プロ野球もオフシーズン恒例の契約更改が行われていますね。

筆者は今回の日本シリーズについて記事も書いておりますので、まだの方はぜひ!

 

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話は本題に戻しまして

今回は今シーズンBクラスに沈んだ、カープの次世代のスター候補小園海斗選手について書いていこうと思います。

 

 

それでは進めてまいります!

 

経歴

今年20歳を迎えたばかりの小園海斗選手。

中学時代に所属していた平方ボーイズでは、大阪桐蔭から千葉ロッテに入団した藤原恭太選手と一緒にプレーしていました。

高校は兵庫の名門、報徳学園に進学しました。

一年春からベンチ入りし、秋からはショートでレギュラーを獲得しました。

2年、3年共にU18にも選出され、世代トップの野手として注目を浴びていました。

ドラフトでは4球団競合の末、広島カープに入団いたしました。

  

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プレースタイル

プロ野球選手としては、特別体の大きくない小園選手。

しかしプレーはとても力強いものです。

 

まず打撃は当てに行くようなスイングをすることはなく

きちんと自分の力強いスイングをしていることが特徴です。

その中で長打を放つときもありますので、中距離バッターに近いのかもしれません。

 

 

守備は華麗なグラブ捌きを見せています。

高校時代は、肩に自信があったと言うことでかなり深い位置でポジショニングをしていました。

プロに入ってからは平均的な深さで守るようになりました。

 

走塁も果敢に次の塁を狙う姿勢があり

総じて積極的なプレーが持ち味の選手であると言えます。

 

 

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今シーズンの成績

ここでは2020年シーズンの小園選手の成績について振り返ってみようと思います。

2年目の今季は二軍暮らしが長く、一軍での出場は3試合にとどまりました。

上記の成績は2軍での成績となります。

 

2軍とはいえ、高卒2年目としては十分な成績を残したのではないでしょうか。

打率も3割に乗せ、本塁打は少ないですが長打率は4割越えと

中距離打者として着実にステップアップしているのではないでしょうか。

 

また特に筆者が評価したのは、三振率の低さです。

一年目は一軍で2割越え、2軍でも1割8分台とかなり三振が目立っていました。

特に追い込まれると低めの変化球に対する見極めがうまくできていない印象でした。

 

今シーズン、一軍での出場は多くなかったですが

そのような成績を見る限り、着実に打撃は向上しているのではないでしょうか。

  

来シーズンの成績予想

小園選手には、来年より一軍に帯同してもらい戦力として活躍していただきたいです。

先日FAせずに残留表明した田中選手のいるショートではなかなか1年間試合に出続けることは厳しいかもしれませんが

カープの未来を考えた時に、来シーズンの活躍がその後の彼の活躍に直結することでしょう。

田中選手がいる間に、少しでも多くのことを吸収していただきたいと考えています。

 

予想としては田中選手が怪我をしない限りはサードやセカンドを中心として途中出場が多くなると考えています。 

ということを踏まえると、小園選手にとって我慢の年になるのではないでしょうか。

もちろん、チーム事情によって変わることは大いにあり得るので

その辺りは一概にはいえませんが、基本的にはそこまでチャンスは多くないでしょう。

 

シーズンの半分くらい出場し、50本くらいヒットを放ち複数ポジションを守る。

これだけ聞くとユーティリティープレーヤーのように聞こえますが

小園選手は将来のカープを担ってくれる存在ですので

あくまで今後のステップアップとしての一年にして欲しいと思います。

タナキクの二遊間からたくさんのことを吸収して欲しいですし

数年後、不動のショートになっていって欲しいと考えています。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

小園選手の成長がみられたのが今シーズンだったのではないでしょうか。

ドラフト一位とはいえ、まだ高卒の二十歳の選手。

多くを期待したくなりますが、気長に待っていきましょう。

 

いつの日か誰もが認める球界屈指の選手になるまで。

 

 

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それではまた!

 

 

 

 

セ・リーグ新人王広島カープ:森下暢仁はどんな投手?圧倒的な数字に隠された彼の魅力とは?今後はどんな投手になるべきかも徹底分析!

みなさま

 

こんにちは!

本日は新人王の広島カープのルーキー森下暢仁投手について

書いていこうと思います。

 


 

 

 

と、その前に

今回の記事の写真は

全て2020年沖縄春季キャンプにて筆者自ら撮影したものとなっております。

その他筆者が応援して止まない今シーズン飛躍した鯉のプリンス:堂林翔太選手の記事でも自ら撮影した写真がありますのでぜひ!

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さて戻りまして

是非今回も最後まで読んでいただければ幸いです。

 

 

今シーズンの成績

 

プロ一年目の今季は、初登板の6/ 21 VS DeNA戦から1年間ローテーションを守り続け

規定投球回を超える122 2/3を投げ10勝3敗、奪三振もイニング数を上回る124個

加えて防御率は1.91を誇り、中日・大野投手に続いてリーグ2位と

同じく終盤まで新人王候補の巨人・戸郷投手より一歩リードした成績を納めました。

またQSも14と、登板数が18ですので未達がたった4回であり

四死球も36と、大体3イニングに一つのペースであることから

安定した投球をシーズンを通して続けたことが数字からも顕著に現れています。

その証拠に10月・11月の月間MVPも受賞いたしました。

 

 

もちろんドラフト1位として獲得した選手であり

ここ数年空き番号であったエース番号、18を託され

当初から評価も期待も高かった選手ではありましたが

ここからは今シーズン、彼がここまでの成績を残した要因を個人的に分析してみました。

 

投球スタイルと特徴

 

とその前に彼の投球スタイルを改めて振り返ってみようと思います。

 

彼は抜群の制球力を軸にバランスよく様々な球種を織り交ぜながら

打者を打ち取っていくスタイルです。

 

MAX 155キロのストレートに加えて

カーブ、スライダー、カットボールやチェンジアップなど

それぞれのボールが決め球になりうる非常にレベルが高い印象を受けます。

 

またそれらのボールを操ることができる正確なコントロールと投球術で

打者を打ち取る完成度の高さは、ルーキーとは思えないほどの安定感があります。

 

 

それともう一つ忘れてはならない彼の特徴としては…

イケメン

であることです。

 

今シーズンの活躍がありましたので

来シーズン以降、筆者の永久の推し・堂林翔太選手に迫る勢いでグッツが売れるのではないかと予想しております。笑

 

これは人気出ますね。

活躍の要因

 

上記であげた特徴を遺憾無く発揮したことが今シーズンの活躍につながったことは

明白かとは思います。

 

そのことに加えて筆者が注目した彼の良さは

カーブの使い方

です。

 

彼の投球フォームは背中をそらしながら腕を振り抜くため

オーバースローの中でもかなり上から投げ下ろすタイプだと言えます。

 

写真でもかなり上から投げ下ろすフォームなのが分かりますね。

そのためか

彼のカーブはかなり大きく縦に割れる緩いカーブとなっております。

 

彼の投球を見ていると

この球をカウントを稼ぐ時

決め球としてゴロを打たせる時と

柔軟に使い分けていると感じました。

 

特にこのボールが

左打者の内角低めに決まった時は

打者が苦戦している機会がシーズン中多く見受けられました。

 

ストレートも非常に力強いボールですので

その後にこのカーブを投げるとタイミングが合わない打者が多くいたと感じました。

 

また投球内容だけでなく

今シーズンはフィールディングも光るものがあり

バント処理を素早く二塁へ送球、アウトにする場面が見受けられました。

 

高い投球技術に加え

投げること以外にも長けているからこそ

プロ一年目から大車輪の活躍をすることができたのではないかと思います。

 

今後の伸びしろ

 

元中日の谷繁氏が以前コメントで

彼の投球は完成されていると述べていました。

 

筆者もこれに関してはかなり同意をした上で、かつ現時点でこれといった欠点はないものの

あえて彼がさらに上のレベルにステップアップするために是非今後の課題にして欲しいことは

スピードの速い落ちるボール

です。

 

現状彼の変化球のスピードは

カットボール:130キロ中盤

チェンジアップ:130キロ前後

カーブ:110キロ中盤

となっております。

 

 

カットボールとのスピード差の間に位置する140キロ台のスプリット

などを習得することで、ランナーを背負った際により楽に投球を組み立てることができると思います。

 

またそれは決め球にもなるような球種であるため

習得し、精度をあげることで打たせて取るための球種ではなく

三振を取るための球種にもなりうるとも考えております。

 

 オリックスの山本由伸投手などが投げているボールに近いものを習得できれば

背番号18の前任者:ツインズ・前田健太投手のような球界を代表する投手になる可能性を

十分に秘めていると思います。

 

まとめ

 いかがだったでしょうか。

10年間野球経験のある筆者の個人的な分析、楽しんでいただけましたでしょうか。

 

正直ある程度は予想していたものの

ここまで一年目から活躍してくれるとは良い意味で期待を裏切られました。

 

今シーズンは対戦経験の浅い打者との対戦が多かったと思いますが

今後は同じセリーグの選手とは何度も対戦していくとことになります。

 

そんな中でも今シーズンのように

大車輪の活躍を一ファンとして期待している次第でございます。

 

森下投手の今後に注目していきましょう。

今後も彼について記事にしていきますので、お楽しみに!

また春季キャンプにも足を運ぼうと考えていますので期待していて下さいね! 

それではまた。

 

 

 

カープ坂倉将吾の魅力は?會澤を推しのけろ!常勝カープ再建の要は筆者一押しの彼にあり。

みなさま

 

こんにちは!

今回はカープ、坂倉将吾選手について解説していこうと思います。


 

以前にもカープの選手について解説している動画がありますので、そちらもぜひ!

 

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今回は下記に沿って進めていこうと思います。

 

 

では順を追って説明していきます。

 

過去の経歴

千葉県出身の22歳。

中学時代は八千代中央シニアで活躍。3年時には全国大会も経験しました。

数十校からスカウトされ進学先に選んだのは、寮生活で心身ともに鍛えたいという思いから西東京の名門・日大三高

日大三高では高い打撃センスを買われ下級生では外野手として

2年秋からは捕手として活躍しました。

3年間で甲子園出場こそなかったですが、

最後の夏に神宮でバックスクリーン直撃の本塁打を記録するなどその高い潜在能力を買われ2016年のドラフト4位でカープに指名されました。

 

今シーズンの成績

ここでは過去の成績とともに今シーズンの成績を見ていこうと思います。

 

 

初出場、初安打を記録したのは共に1年目の時ですが

入団から2年間は主に2軍で力を付けてきました。

 

3年目の昨年2019年シーズンに一軍でブレイクを果たしました。

勝負強い打撃を武器に、チャンスでの一本はファンにインパクトを与えたことでしょう。

そして迎えた4年目の今シーズン。

一気に出場試合数は増え自己最多の81試合に出場。

規定打席には届かなかったものの打率の.270を記録しました。

長打率は4割を超え、長打不足に悩まされた今シーズンのカープの中で存在感はなっていました。

 

そして今シーズンが過去のシーズンと大きく異なる点は

先発捕手として出場する機会が増えたことです。

 

昨年までの3年間は主に高い打撃を買われ終盤での代打から途中出場か

数試合先発した試合では外野手としてのスタメン出場でした。

 

今シーズンは半数以上の試合に捕手として先発出場したというのは

坂倉選手にとって何よりも大きな経験となったのではないでしょうか。

 

プレースタイルと特徴

ここまで何度もあげていますが

彼の1番の特徴は高い打撃力です。

ミート力も高く、打席の中での対応力も高いことに加え

今シーズンの成績からも分かるように長打力も兼ね揃えている事です。

また積極的に若いカウントから力強いスイングをすることができます。

入団時から将来の主軸候補と期待されていたのも頷ける実力を付けてきました。

 

そこで今シーズン特に飛躍したと感じられたのは

投手をリードする力です。

やはり捕手は打てるだけの選手が出場するポジションではなく

投手や首脳陣からも信頼されてこそ守れるポジションであると思います。

 

それを高卒4年目で任せてもらえるだけの配球、捕球、試合を読み取る嗅覚など

前年までとは段違いで良くなっていると感じました。

 

持ち前の勝負強い打撃に加えて

以前から指摘されていた守備面での不安要素が減ったことが大きいかと思います。

 

今後の課題

今後の課題としては、やはり捕手としての出場に拘ってほしい観点から言うならば

やはり守備力の向上かと思います。

 

現時点ではやはり會澤選手の方が、長年の経験もありますので守備面での安心感はあります。

カープが3連覇した際にも、決して最強とは言えない投手陣をうまく會澤選手がまとめあげたからこその優勝だったともいます。

 

捕手は求められることが多く大変なのは重々承知の上ですが

そんな不安を一蹴することができるほどの潜在能力が坂倉選手にはあると思います。

 

ですのでまずは配球、捕球を一から鍛え直し

一軍で1年間戦える能力を身につけていただきたいです。

その上で彼にもう一つ注文をつけるとするならば

打撃の正確性アップをあげたいと思います。

 

現状、シュアな打撃がありますが

まだまだ発展途上のように感じます。

 

将来的には2012年のジャイアンツ•阿部選手のように捕手として打撃タイトルを取ることができる潜在能力は十分に秘めていると考えています。

 

その上で必要なことは今の高い長打力により高い正確性を身につけることができるのなら

タイトルもそう遠くない未来に掴むことができるのではないでしょうか。

 

以前里崎選手がラジオで坂倉選手についてお話されているものがありましたので、少し古いですがお見せいたします。

youtu.be

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は注目の若手・坂倉選手について解説いたしました。

 

注文ばかり多くなってしましたが

ジャイアンツ•阿部選手のようなまさに大黒柱のような活躍をすることができるくらいの

潜在能力があるからこそとご理解ください。

 

カープにその時がきた際には

再びカープ黄金期を迎えることができるでしょう。

 

その時まで気長に応援し続けましょう!

それではまた!

 

 

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カープ鈴木誠也の年俸は適正か。フロントに対する正直な気持ちは。。。将来的な不安要素もあります。

皆様

 

こんにちは!

 

今回は、気を張らずダラダラと自分が感じる意見についてお話していければと思います。

題名にあるように、カープの主砲・鈴木誠也選手の年俸についてです。

 

つい先日、契約更改が行われました。

Bクラスに終わった今シーズンのカープでしたが、ひとり気を吐いたのが鈴木選手だったのではないでしょうか。

 

今シーズン、鈴木選手は5年連続となる3割、25本塁打を記録しました。

すでにご存知の方が多いかとは思いますが、実はこの記録を達成した選手は過去に3人しか達成したことがない大記録となっております。

そんな記録を達成したのが王、落合、小笠原というメンバーですので

いかにこの記録が難しいものかお分かりいただけるかと思います。

 

 

それらを踏まえれて本題について今一度考えてみたいと思います。

鈴木選手の年俸の推移は以下の表のようになっております。

 

前述のような成績を残している鈴木選手は、年俸も安定し常に右肩上がりになっております。

注目していただきたいのは、来季の年俸の上がり幅がここ数年で1番小さいことです。

 

リーグ優勝をした2018年での翌年の契約更改で上がり幅が7000万であるのに対し

優勝を逃した2019年での翌年の契約更改では1億2000万の増減幅となっております。

 

もちろん2019年シーズンはタイトルも獲得しました。

これによる査定の影響は大きいことは明白だと思います。

 

ただそれ以上に今シーズンの彼の存在感はさすがと言えるもので

前述の記録達成もありましたので、3億5000万くらいは最低でもあげてほしいのが本音です。

 

今後、メジャーやFA移籍も視野に入ってきたときに

この辺りからカープの誠意を見せていかなければ今後どんどん有望選手が流出していく恐れがあります。

 

他球団のように高額な契約を結びFA選手を獲得することをしないからこそ

今いる球界随一のレベルの選手にはそれに見合った報酬を払うのが筋ではないかと思います。

 

もちろんジャイアンツやソフトバンクのように潤沢な資金がある球団ではないのは承知の上です。

全ての選手にそうしろというわけでなく、球界を背負って立つような逸材には今後より細かな査定のもと年俸を決めて行ってほしいという願望があります。

 

まあでも、他球団と比較できるような指標ではありませんし

これがカープという球団なのである程度選手はわかっているとは思いますが。

 

過去にカープをさった選手も言葉には出さないものの

その辺りの不満は多少はあったのではないでしょうか。

 

ミネソタ・ツインズで活躍中の前田健太投手がもし今後カープに復帰することがあるのか

黒田選手のように簡単に戻ってくれるとも思えませんしその辺りも今後注目していくと面白いかもしれませんね。

 

今回はこのような感じでした。

他にもこの選手の査定変じゃない?と言ったのがあれば教えていただきたいです。

 

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それではまた!