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23歳社会人2年目。低賃金。多趣味。

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本当にすごい?カープ菊池涼介大解剖!数字で紐解く二塁手初のシーズン無失策記録を生み出した今年のある”特徴”とは?

皆さま

 

こんにちは!

今回は、カープ菊池涼介選手について書いてみようと思います。

今年、シーズン無失策の記録を作った菊池選手の秘密を解説していこうと思います。

 

 

今回は下記に沿って進めていきたいと思います。

 

 

筆者は他にもカープに関する記事を書いていますのでぜひ!

 

ista-shu0120.hatenablog.com

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余談ですが今回の記事の写真は全て筆者自ら撮影したものになります!!!

では戻りまして、進めてまいります!

 

菊池選手の経歴

1990年生まれの30歳。東京都出身。

大学は愛知の中京学院大学でプレーし、大学4年の2011年ドラフト会議で2巡目指名でカープに入団しました。

一年目に初出場を果たし、2年目にはシーズン141試合に出場。

3年目には捕殺の日本記録を更新しました。

ゴールデングラブ賞は2013年から2019年ま7年連続で獲得しています。

また5年目には最多安打のタイトルを獲得し、守備だけの選手ではないことを証明しました。

2017年にはWBC、2019にはプレミア12に出場と世界大会にも複数出場しています。

 

プレースタイル

中京学院大時代から、プロで守備だけでも飯が食えると言われるほど

高い守備力が売りの選手でした。

とにかく守備範囲が広く、特徴でもある深い守備位置でも難なくアウトにしていきます。

派手で超人的なダイビングキャッチなどで何度もファンを魅了してきました。

一方で簡単なゴロはじくなど、エラーも多いのが特徴です。

 

打撃はとにかく早いカウントからどんどん打っていく積極的なスタイルです。

そのため四死球は多くなく、あまり打率は高くないのが特徴です。

一方で2桁本塁打も何度も記録しており、パンチ力も持ち合わせています。

また主に2番打者として犠打も器用にこなします。

 

 

今シーズンの成績

今シーズンの菊池選手の成績は下記マーカー部分になります。

まずは打撃成績になります。

 

正直、特段目立った打撃成績ではないのかなと感じています。

強いて挙げるとするなら、打率がここ数年と比べ良いことかと思います。

2割前半から2割5分だった歳と比べると、今シーズンの菊池選手はまずまずの打撃成績だったと言えると思います。

 

続いては、守備成績になります。


 今回の記事の題名のもありますのですでに皆様ご存知かとは思いますが

今シーズン菊池選手はシーズン無失策の二塁手としては史上初の快挙を達成しております。

それって、単に守備機械が少なかっただけじゃないの?と思われるかもしれませんが

マーカー部分を見ていただけると補殺も310とかなり数が多いと思います。

ちなみにこの表の遊撃手の補殺を合計すると310に満たないので

いかにこの記録がすごいものなのか、チーム内の比較でもお分かりいただけるかと思います。 

 

活躍の分析

ここではなぜ今シーズン、菊池選手がこのような成績を残すことができたのか考察してみようと思います。

前述の通り、今や野球ファンなら誰でも知る球界を代表する二塁手となった菊池選手。

ゴールデングラブ賞も7年連続で獲得できる二塁手は過去の歴史にもそう多くないでしょう。

 

しかし、近年の菊池選手の守備は実は平均的な数字であったと言われていました。

過去に膝を故障した影響か、守備指数を図るUZRという数値が著しく低下していました。

今シーズンもこの指数はあまり高くないのですが、一塁手があまり上手くない松山選手が

一年を通して守っていたことを考慮すると、やはり今年の記録は偉業と言えます。

 

上記の事実を踏まえて考えた今年の菊池選手の強みは

普通のゴロを補殺することができたことだと言える思います。

 

 

とくに前述の通り

派手な守備で以前から高い守備力を誇っていましたが

正面の簡単な打球を弾くことが多く見受けられました。

 

もちろんこれはエラーにカウントされるので

そのある意味菊池選手の守備につきものだったものがなくなったのが今年の強みだったといえます。

 

もっというならば

上記で述べたUZRの指数が無失策なのに低かったことも考慮すると

以前のスタイルとは違い、取れる範囲は狭くなっているものの

一般的に取れるとされている打球は処理したと言えるでしょう。

 

この指標はあまり日本では一般的に用いられているものではないので一概にはいえませんが

数字からそのような答えを導くこともできるということです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

この賛否両論の成績を見て皆さんはどう感じたでしょうか。

 

筆者的にはいつまでの彼に二塁手を任せ続けるのは危険だと感じています。

早いうちに彼を脅かす存在が現れることを期待しています。

 

それではまた!

 

 

外野手争いに食い込め!カープ宇草孔基とはどんな選手?シーズン終盤ブレイクした次世代のスター候補大解説!

みなさま

 

こんにちは!

2020年シーズンも終了し、若手を中心としたフェニックスリーグも終わり

契約更改などを中心としたオフシーズンとなりました。

 

そんな中で今回は

カープの注目の若手、宇草孔基選手について解説いたします。

筆者は今年2020年の沖縄キャンプで直接見ることができた選手でもあるので

その辺りも踏まえてお話しできればと思います。


 余談ですが

筆者はカープのことに関して頻繁にブログを更新しておりますので見たことない方はぜひ!

 

ista-shu0120.hatenablog.com

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では、初めていきます!

 

経歴

1997年生まれの23歳。東京都出身の右投げ左打ち。 

 茨城の名門、常総学院では春のセンバツ甲子園に出場。当時は二塁手でした。

その年のU 18日本代表にも選出されました。

高校卒業後は、法政大学へ進学。

3年秋にレギュラーを掴むと、4年春ではベストナインを獲得。

のちに日米大学野球選手権代表にも選出。その年のドラフト2位で広島カープに指名されました。

 

今シーズンの成績

プロ一年目の今シーズンは開幕二軍スタートでした。

春季キャンプからうまくアピールをしている印象でしたので期待はしていましたが

今のカープの外野人は非常に層が暑く、経験を積むためにという首脳陣の意向もあり開幕2軍だったそうです。

 

今シーズンの成績は以下になります。

開幕は2軍で迎えたものの、2軍で結果を残し続けた結果

10月6日の阪神戦でプロ初出場を果たしました。

その試合の三打席目、阪神・青柳投手から左中間へ二塁打を放ちデビュー戦でプロ初ヒットを記録しました。

またこの試合ではプロ初盗塁も記録し、持ち味を存分に発揮しました。

その翌日の試合では、2安打と四球二つで全打席出塁を記録し

初めてのお立ち台も経験しました。

 

また10月10日のヤクルト戦では2点タイムリーを放ち

その日先発投手だった同期入団の森下投手とお立ち台も経験しました。

 

プレースタイルと特徴

彼のプレースタイルは、持ち味の俊足を攻守に生かしたプレーです。

カープでは若い頃の丸選手のようなプレースタイルが近いのではないでしょうか。

正直、内野経験が長かったの外野守備はそれほど得意のようには見えません。

その点、今のカープで近い選手は西川選手かもしれませんね。

 

彼の特徴は選球眼よく甘い球をしっかりヒットにする打撃があり

特に左中間方向にも強い打球を打つことができます。

彼を初めて見たのが2020年の春季キャンプでしたが

そこでも低めのボールをうまく捌くシュアなバッティングを見せていました。

今シーズンも2安打を記録した10月7日の阪神戦では

西川選手のような、片手一本で低めの変化球を捌くなど

プロの高いレベルの投手にも対応できることを証明していました。

 

また、50m6秒の俊足を生かした捕球範囲の広い守備も彼の魅力です。

プロ初盗塁も、スタートも素晴らしいものでした。

Youtubeにも快速を飛ばして内野安打を勝ち取る動画がありましたのでどうぞ。

youtu.be

 

今後の課題

現状、彼の能力は非常に高いと思います。

まさに野球エリートと呼ばれるような道を歩んできた選手にあえて注文をつけるなら

守備力を磨け!です。

 

1年間、プロとして一軍で戦う中で

必ず調子の波はどんな選手にもあると思います。

そこでまずプロとして戦う際に十分な守備力があれば

どんな場面も乗り越えることができるのではいないかと考えています。

 

例に挙げるなら、今シーズン2000本安打を達成した巨人・坂本選手も

一時期はペースが落ち、今シーズン中は達成できないのではないかと言われていましたが

終盤に一気に調子を取り戻し、偉業達成しました。

その坂本選手を支えていたのも、年々レベルアップしている安定した守備力があったからこそで

守備での悩みがないからこそ、打撃に最大限集中力を注ぐことができるのが

今の坂本選手の強みであると考えています。

 

昔から好不調の波が少ないと言われている守備力を鍛えることが

彼が今後カープの中心選手として活躍するには不可欠であると考えています。

 

また、彼は前述の通り以前は内野手をしておりました。

その名残か、まだまだ外野手としてプロのレベルとは言えないスローイング力となっております。

この辺りも周りにいる鈴木誠也選手や野間選手など

一流と呼ばれる人の守備を身直で見て自分のものにしていってほしいと思います。

 

最後に

いかがだってでしょうか。

カープの外野手はまさに激戦区ですが

そこに割って入ることができるのが、今回紹介した宇草選手であると思います。

 

大卒ですが来年プロ2年目とまだまだ若いので

今後一つずつ課題を克服して成長していくことを期待して応援していきたいと思います。

今後もカープの注目の選手について記事にしていくのでお楽しみに!

それではまた!

 

 

 

日本シリーズ2020徹底解説!ホークスの強さの秘訣とジャイアンツの課題

みなさん

 

こんにちは!

本日は、昨日日本一が決定した今シーズンの日本シリーズについて解説いたします。

 

 

今回は以下の内容に沿ってお話していこうと思います。

 

  

ちなみに今回の日本シリーズの解説記事も事前に書いておりますのでまだの方はぜひ!

 

ista-shu0120.hatenablog.com

 

それでは戻りまして、進めていきたいと思います。

 

今シリーズの概要・戦績

SMBC日本シリーズ2020は

セリーグ覇者読売ジャイアンツパリーグ覇者でクライマックスシリーズを勝ち抜いた福岡ソフトバンクホークスカードとなりました。

昨年と同カードでの日本シリーズとなりましたが、今シリーズは全試合DH制を導入し

ジャイアンツはホームの東京ドームが使用できないため

ジャイアンツが主催試合は代わりに京セラドーム大阪を使用するなど、幾分通常時とは異なるシリーズの開催となりました。

 

初戦は11/21に始まり、翌22日が京セラドームにて

移動日を挟み24、25日がPayPayドームで開催されました。

 

試合結果は下記の通りとなります。

昨年同様、ホークスが4連勝で日本一に輝きました。

 

第1戦      

鷹5-1巨     

勝:千賀   

負:菅野

 

 第2戦   

鷹13-2巨   

勝:石川   

負:今村 

 

第3戦

鷹4-0巨       

勝:ムーア    

負:サンチェス 

 

第4戦

鷹4-1巨  

勝:松本

負:畠

  

 数字で見る今シーズンのホークス

今年もぶっちぎりの強さで日本一まで駆け抜けたホークス。

 

一体その強さはどこから来るのでしょうか。

まずは数字的部分から分析してみました。

パリーグチーム打撃成績

 

 

上記が今シーズンのパリーグのチーム打撃成績の一覧表になります。

注目するべきは大きく3点あるかと思います。

です。

 

3つの共通点としましては、全てがリーグトップの数字となっていることです。

この3部門でリーグトップの成績を残せることがホークスの強さであると言えます。

 

通常、本塁打の多いチームは三振が増える傾向にあり

それは盗塁も同様に言えることとなっております。

 

この高い長打率本塁打数に加えて

各打者が三振が少ないこと、加えて出塁した際には積極的に盗塁も敢行していること

(盗塁の半数が周東選手のものなので、ここはなんとも言えないかもしれませんが。。)

こそが他球団にはなく、ホークス打撃陣が総合力で頭ひとつ抜けている打線であることが分かります。

 

また同様にチーム投手成績にも目を向けてみようと思います。

パリーグチーム投手成績

上記が今シーズンパリーグ投手成績になります。

こちらも大きく3つの突出するリーグトップの成績があります。

です。

 

12球団で唯一のチーム防御率2点台を誇っています。

この数字がリーグ2位のロッテは3.81となっており約1点ほど離れているためいかにこの数字が凄いかよくわかるかと思います。

 

またホールド数、奪三振も多く、完投数はたった3度ということは

先発投手からの継投数が多く、リリーフ陣が安定した成績を残していることが分かります。

 

数字で見る今シーズンのジャイアン

2年連続でセリーグを制覇したジャイアンツ。

 

どこにその秘密が隠されているのでしょうか。まずはチームの打撃成績を見てみましょう。

セリーグチーム打撃成績

上記は今シーズンのセリーグチーム打撃成績一覧表です。

まずこちらも同様に3点ポイントとなる部門を取り上げるなら

です。

 

本塁打がリーグトップタイの135本で、三振が多いということは

得点が比較的1発が多いことが分かります。

 

一方で面白いのが盗塁数もリーグトップタイの80個で

単打や四死球で出塁した際には足も絡めながら攻撃することができることが特徴だと言えます。

 

また同様に投手成績の方にも目を向けてみましょう。

セリーグチーム投手成績

こちらはセリーグ投手成績一覧表になります。

 

こちらもまた同様に3点取り上げるならば

  • 被安打
  • 暴投
  • 三振

です。

 

被安打はリーグ最少の901でありながら

奪三振セリーグワースト2位の886にとどまっています。

つまりアウトを取る方法として、三振ではなくしっかり打たせて取ることができているということになります。

 

また暴投は12球団で最小の19個となっており

コントロールに優れた投手が多いことを表しています。

(暴投は多少捕手の力量も含まれている可能性があるのでなんとも言えませんが。。)

 

日本シリーズで感じたホークスの強さ

上記のような数字的な要素を踏まえて考察するのならばホークスの強さは

隙がないことです。

 

まさに他を追従させない成績をチームとして投手、野手双方で残した今年のホークス。

 

投手陣は4試合で合計4失点のみで

特に6回以降の失点はわずかに1点のみで、終盤の強さが光りました。

リリーフ陣は、岩崎・モイネロ・森の終盤3イニングの鉄壁の勝ちパターンに加えて

左キラーの嘉弥真、長身アンダースローの高橋礼、第4戦では3回から好リリーフの松本など

さまざまなタイプの投手陣を巧みに起用し、相手に終始的を絞らせませんでした。

また初戦の千賀投手から第2戦の石川投手、第3戦のムーア投手とそれぞれ奪三振が6、7、7

と記録しており、今シーズンの成績通りのまさに巨人打線を圧倒したことが分かります。

 

 

野手陣は3番柳田選手を中心に、第2戦以外ではそう多くないチャンスや甘い球を逃さずにヒットにし得点に結びつける。

  • 初戦は菅野投手から3安打の活躍をし、最終的に日本シリーズMVPを獲得した栗原選手
  • 第2戦では助っ人外国人のデスパイネ、グラシアルがそれぞれ本塁打
  • 第3戦では貴重な先制本塁打を放った中村選手
  • 第4戦では追加点となる2点本塁打を放った甲斐選手

など毎試合、活躍する選手が変わることができることこそがホークス打線の最大の魅力であり強さであると思います。

 

また数字的な観点以外からもホークスの強さを感じる場面がありました。

それは、短期決戦の戦い方を監督・選手の双方が熟知していることです。

 

特に一昨年日本シリーズMVP捕手の甲斐選手は見事でした。

捕手として、相手チームをみながらまたシリーズ全体を見ながら相手打者を巧みなリードで翻弄し、ジャイアンツ打線の中軸にまともに仕事をさせませんでした。

特にインコースの使い方が見事で、シリーズ通してインコースで打者を打ち取る場面が多々見受けられました。

またここは正念場だという場面では投手に声がけを行ったりと、間合いを取るタイムングも」絶妙だったと感じました。

また今シリーズでは本塁打も放ち、あまり目立ってはいなかったですが甲斐選手が影のMVPであることは間違い無いのではないでしょうか

 

日本シリーズで浮き彫りになったジャイアンツの課題

一方でジャイアンツはとにかく見せ場がなくシリーズが終了してしまったように感じました。

特に自慢の打線の脅威が影を潜め、先制されるともうお手上げのような状態に感じました。

 

特に強く感じたジャイアンツの課題はスピードボールへの対応です。

150キロを超えるボールを投げる投手が数多くいるのがホークス投手陣の特徴で、それに皆一様に振り遅れていた印象を受けました。

また中軸も含めたすべての打者が早い真っ直ぐに差し込まれ、今度はこれを意識しすぎるとボールになる変化球に手を出す悪循環にハマっているように感じました。

 

投手陣は先発・中継ぎに限らず計算できる投手の育成が急務であると言えます。

サンチェス、戸郷投手は今シーズン十分な活躍を見せましたが

もう一枚、頼みのエース・菅野投手で初戦を落としてももう一度シリーズ後半に先発できるように勝ちをエース後同様くらいに計算できる投手の育成or獲得が必要だと思います。

 

またリリーフ陣は、本来先発の戸郷投手をリリーフに回すことでなんとかシリーズの形にはなっていましたが

ホークスのリリーフ人と比べると、計算できる選手の数もタイプの多様性も欠けていると感じました。

 

また全体的には、勝負どころでの細かなミスも感じました。

追い込んでから本塁打を打たれてしまったり、大事な局面でのバントミスや三振など

少ないチャンスをなかなかものにすることができず結果として得点数が少なくなったと感じました。

 

ホークスに比べて、今のジャイアンツはCSなどの短期決戦の経験が少ない選手が多いのでこれも難しいところではありますが、ここの差も色濃く現れた日本シリーズだったのではないでしょうか。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今シーズンの数字から紐解き、それを元に観戦した日本シリーズの感想でした。

正直、今のホークス相手ではセリーグどの球団が相手でも似たような結果になったのではないかとも思っております。

日本シリーズはいわばその年のプロ野球総決算の試合。

普段みれない高校野球のような選手起用に、毎試合1点を争うような好ゲームを来年以降は北下ですね!

 

最後まで読んでいただいありがとうございました!では!

日本シリーズ2020年の見どころはここ!この選手に注目してみて!

みなさま

 

こんにちは!

 

本日も見ていただきありがとうございます!

今回は2020年プロ野球日本シリーズ巨人VSホークス戦に先立って

今シリーズについて細かく解説していきますので是非最後までお読みください!

 

 

それでは下記の内容で進めます!

  • 今シリーズの見どころと勝敗のポイント
  • 両チームのキーマン
  • 勝敗大予想

 

その前に

筆者は小中高の約10年の野球経験があります!

以前にも野球関連の記事を書いておりますので、そちらものぞいてみてください!

ista-shu0120.hatenablog.com

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それでは戻りまして、一つ目から解説いたします!

 

見どころ

両者ともに共通しているチームとしての特徴は

強力打線が売りであることです。

 

セリーグ覇者の巨人

本塁打、打点の二冠王に輝いた4番岡本選手を中心に

その前後を今シーズン2000本安打を達成した坂本選手

カープから移籍2年目の丸選手と

実績のある強力なクリーンアップを軸に破壊力のある打線が売りです。

 

一方パリーグ覇者のホークス

同じく強力打線が売りなことは間違い無いですが

巨人と比べ満遍なく下位打線も強力であることが言えます。

言わずと知れた球界屈指の強打者・柳田選手を軸に

外国人選手やベテランの長谷川、松田選手

今シーズンブレイクを果たした栗原選手や周東選手など

打線のどこをとっても強力なのが1番の売りであると言えるでしょう。

 

また怪我で今回のシリーズに登録外の小林捕手を欠いた巨人が

ホークスのスピードスター周東選手、牧原選手の足を防ぐことができるかも

今シリーズの得点力に大きく影響を与えることでしょう。

 

また巨人はデラロサ選手、ホークスは森選手のクローザーにまで繋ぐ投手リレー

今シリーズの見どころかと思います。

巨人は昨年の優勝決定戦でプロ初登板をした戸郷投手のようなサプライズ登板も考えられますし

リリーフ経験が多い投手陣のホークスは、普段とは違う勝利の方程式もみれるかもしれません。

 

いずれにせよ、短期決戦ならではの

先を無視し、結果にこだわった投手起用も見どころの一つであると言えます。

 

勝敗のポイント

前述のように非常に強力な打線が両チームの売りではありますが

今シリーズの最大の勝敗を分けるポイントは投手力であると考えています。

 

短期決戦の場合

シーズン中の試合とは違い、1試合の勝敗が大きく最終的な結果に作用します。

その中でいかにして勢いを相手に与えないか大切になっていきます。

 

昨年のシリーズはまさにこれを体現したようなシリーズとなりました。

初戦を取ったホークスが隙を見せずにそのまま日本一に駆け上がりましたが

短期決戦においてこのようなことは往々に起こりうることであり

逆にいうと勢いを相手に与えないことこそ日本一への近道であると言えます。

それに向けて、投手力こそが鍵を握っていると考えています。

 

またどの投手をどのタイミングで使っていくかや

普段先発の投手を中継ぎで起用するなどの柔軟な指揮が求められる場面もあるかと思います。

 

百戦錬磨の巨人・原監督投手出身のホークス・工藤監督の采配も

このシリーズの結果を大きく左右する要因の一つとも言えるでしょう。

 

両チームのキーマン

今回両チームから投手・野手の1人ずつの合計2名をピックアップしてみました。

 

巨人

投手:高梨雄平

野手:亀井善行

 

ホークス

投手:高橋礼

野手:バレンティン

 

上記の4名を選出しました。順に説明いたします。

 

まずは巨人から。

投手では今シーズン途中楽天から移籍してきた高梨投手

左のサイドハンドという希少な変速左腕。

今シーズンはまさにフル回転という活躍で

44試合登板で防御率1.93という素晴らしい成績を残しました。

また奪三振37個も、イニング数37.1を考えるとほぼ一イニングに一つは奪うことができる点も評価に値すると思います。

そんな彼がホークスが誇る左の強打者・柳田、栗原、長谷川などを緊迫した場面で抑えることができれば巨人は試合を優位に運ぶことができるでしょう。

また以前はパリーグに在籍していたということで、今シーズンは交流戦がなく情報が少ないチーム事情を考えても貴重な経験をしているという意味でも注目選手にあげました。

 

野手で挙げたのは亀井選手

言わずと知れた巨人のベテラン生え抜き選手。

今シーズンは怪我の影響もあり出場試合数は限られておりますが

長年のキャリアで培った短期決戦での戦い方や技術で

チームのピンチを救う一打を放ってくれることを期待させてくれる選手だと言えます。

DHの出場が高いかとは思いますが

未だ衰えを知らない外野守備やホームへの強肩もチームを救うことになるのではと考えています。

 

 

対するホークスですが

まず投手では高橋礼投手を選びました。

昨年は先発投手として12勝を挙げた長身アンダースローの投手ですが

1年目のように今シーズンは全て中継ぎでの登板となっております。

ゆえに今シリーズでの先発起用の可能性は薄いものの

もし最終戦までもつれるようなことがあれば先発することもできるのが強みだと思います。

また中継ぎとしての経験も十分ですので、ワンポイントからロングリリーフまで

短期決戦ならではの起用法に応えることができる彼を使うタイミングは

このシリーズの勝敗を大きく左右しうるターニングポイントになるかもしれません。

 

野手ではバレンティン選手を選びました。

移籍一年目の今シーズンは、本塁打9本と成績はかつてのものと比べると低迷しました。

この要因として挙げるとすれば、イレギュラーな今シーズンの開幕に比べ

長年プレーしたセリーグからパリーグに移籍し、対応仕切れなかった可能性もあるでしょう。

これが要因だとするなら、相手が以前まで頻繁に対戦していたセリーグの投手になる日本シリーズでは成績を残すことも予想されます。

また今シリーズは全てDH制を導入することがすでに決まっており

彼を起用する際のネックになる守備を考慮しなくて良い点も

彼が今シリーズのキーマンになりうる点だと言えるかと思います。

 

勝敗予想

ズバリ結論からいうと

4勝3敗でホークスが日本一です!!

 

これにはちゃんと理由があって、、

やはりホークスと巨人とは自力の差、特に投手力におけるそれはホークスに勝ることはできないと考えています。

先発投手の駒数、中継ぎ陣の実績や経験、それに加えて短期決戦を知っている選手の豊富さと

一筋縄ではいかない、厚い投手陣の壁が必ず巨人打線の前に立ちはだかることでしょう。

 

どんなに強力な巨人打線でも

毎回6点や7点得点できることは稀ですし

短期決戦では特に状態の良い投手がどんどん投入されますので

いつも以上に僅差の試合が続くこととなるでしょう。

そうなった際に分があるのはホークスではないかと思います。

 

しかし一方で今シーズンのホークスは

昨年ほどの得点力や破壊力を感じないのも事実です。

 

前述の栗原選手や牧原選手、周東選手の台頭など毎年のように若手が活躍しているのは事実ですが

それ以外の本来計算できるはずの選手の不振が要因のように感じます。

 

また夏場には今宮選手、シーズン終盤に来て栗原選手の不調など

マイナス要素の多々あるのもいささか不安点となっております。

 

総合的に少々上回っているものの

打力での差はないどころか、幾分巨人が上とも考えており

かなり僅差の試合が続くことが予想されますので

終戦までもつれるような結果予想といたしました。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

コロナ禍の前例のないシーズン。

そんな2020年の日本一を決定する今シリーズ。

両チームの今年の集大成として全勢力を注いだ全力の戦いを楽しみにしております。

 

今シリーズが終了した際には

このシリーズをまとめて解説した記事も作成いたしますのでお楽しみに!

 

それでは!

 

 

 

大予想!2020年カープドラフト!あの選手からこんな選手まで徹底解説!

みなさま

 

こんにちは!

 

本日も当サイトを閲覧いただきありがとうございます。

本日は、明日開催される2020年度プロ野球ドラフト会議について書きたいと思います。

 

特に広島カープの現状を踏まえた形

大胆に予想していきたいと思います!

 

NEXT森下選手は誰か。


*上記の写真は筆者自ら撮影したものです。

 写真についての記事も書いておりますので、是非!

 

ista-shu0120.hatenablog.com

 

 

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さて、今回の記事のアウトラインは以下になります。

 

では、一つ目から見ていきましょう。

 

 

2020年広島カープの課題

 

今シーズン

10月25日現在、カープの順位は5位となっております。

 

昨年に続き

成績が三連覇の頃からは下降しているのは簡単にお分かりいただけると思います。

 

ではなぜここまで順位が低迷しているのでしょうか。

 

まず数字的なところでは

個人の打率が高い選手が少ないこと、

それに比例してチーム打率が低いこと

が挙げられるかと思います。

 

3割を超える打率を残しているのは西川選手となっており

その他主力選手が軒並み3割を切っている状況となっております。

 

この打撃陣の不振による得点力不足が

今シーズン浮き彫りになった課題と言えるでしょう。

 

もう一つは

リリーフと投手陣の安定感の欠如

であると言えます。

 

かつての守護神中崎投手が不在の中

なかなかストッパーが固定できず

そのため抑えまでの方程式も定まらず

実績・経験の乏しい若手が登板するしか無かった今シーズン。

 

このような状況で勝つことは至難のわざであるといえ

なかなか勝ちきれなかった要因の一つとも言えるでしょう。

 

 

今後の重点補強ポイント 

 

ここで上記の課題を踏まえた上で

2020年ドラフトで補強すべきポイントはずばり

即戦力投手

であると思います。

 

え?得点力不足って言ってたし

野手はどうなのよ?

と思われた方もいらっしゃるかと思います。

 

もちろん

即戦力野手が必要でないとは言いませんが

あくまで現状の戦力と今後の課題のバランスを鑑みたときに

優先順位が高いのは即戦力の投手であると考えるからです。

 

特に近年若手野手の育成方法には長けている球団であり

今シーズンもたくさんの若手が一軍で経験を積みました。

ルーキー宇草選手、2年前のドラフト一位小園選手、その小園選手と同期入団の羽月選手

など、期待の若手が野手に多く揃っています。

 

その経験をした選手が今後大きく活躍する可能性は大いにあると考えており

そこは期待しても良いのかなとも考えております。

 

ここからは上記を踏まえて

いよいよ獲得するべき選手を考察していきたいと思います。

 

 

2020年カープドラフト指名予想選手

[1巡目]

早川隆久(投手/早稲田)

 

 

言わずと知れた、争奪戦必須の大学最強左腕。

MAX155キロのストレートに多彩の変化球を交えたピッチング

今年のドラフト候補では頭ひとつ抜けているのではないでしょうか。

 

既に彼を一位指名すると公言している球団もありますので

先ほど言ったように争奪戦必須であると思いますが

それでも獲得に乗り出すべきであると筆者は考えております。

 

やはり先ほどのパートでも挙げたように

即戦力投手の獲得が急務なチーム事情であるため

彼のようなゲームを作る能力の高い投手こそ

まず第一に獲得するべきだと考えております。

 

どんなにスピードボールを投げれる投手でも

ある程度試合をまとめてくれる投手であってこそ

即戦力として計算が立つ投手の条件とも言えると思います。

 

その点

彼は先発投手として活躍するために必要な資質を十分に持ち合わせていると言えるでしょう。

 

是非今シーズンの森下投手のような

新人王候補に挙げられるような活躍を1年目から期待したいと思います。

 

 

[2巡目]

入江大生(投手/明治)

 

 

2巡目では明治大学の入江投手を指名していただきたい。

作新学院時代は、強打者として甲子園でも本塁打を記録していますが、大学では投手に専念。

正直、外れ1位もありえる素材なので2巡目で残っている可能性としてはあまり高くないのではとも考えています。

 

彼の良さはバランスの良いフォームから

高い制球力を軸に打者を打ち取ることができるピッチングスタイルだと思います。

 

試合を作ることができるという点は

先輩で今シーズン活躍しているルーキー森下投手に引けを取らないと思います。

 

かと言って決してスピードが遅いわけでなく

MAXは153キロと、ドラフト1巡目指名が予想されている選手に引けを取りません。

 

ここぞという場面では

ストレートでも変化球でも三振が奪えるのも非常にレベルが高いと言えるでしょう。

 

是非明治卒の先発投手2人で

カープ投手陣を盛り上げていただきたいと思います。

 

3巡目

中森俊介(投手/明石商) 


 

3巡目では

即戦力投手が残っている可能性が必然的に下がってくるかと思いますので

ここで高校生トップクラスの中森投手を指名できればと考えております。

 

彼は2年生から名門校のエースとして甲子園に出場しており

下級生の頃からプロのスカウトの評価は高かったため

入江投手と同様に、外れ1位で指名されている可能性も大いにあると考えております。

 

つまり、3巡目では既に消えてい可能性が高い素材かもしれません。。

ですが思いの外、評価が上がっていない気がするので希望も込めてこの順位で指名予想します。 

 

この順位で残っていれば

是非獲得に動いていただきたい実力の持ち主です。

 

彼の持ち味は

MAX151キロのストレートを軸とした強気のピッチングと言えるでしょう。

そこに多彩な変化球を交えた投球は、高校生離れした完成度といえ、世代ナンバーワンとの呼び声も高いのも頷けます。

 

それでも彼を獲得するとなれば

この順位に入り残っていた場合で良いと考えます。

 

もちろん彼の将来性は

上記2人おもしのぐ可能性があることは十分承知の上ですが

やはり即戦力投手と天秤に掛けたときにこのような選択をせざるを得ないのが

今のカープのチーム事情であると言えます。

 

まだまだ余計な四死球が目立ちますし

試合によってムラのある投球をするタイプですので

抜群の素材を本物にするためには少々時間がかかるのではないかと考えています。

 

でもできれば獲得したいですね。。

 

[4巡目]

中川颯(投手/立教)

 

4巡目は立教の中川投手。

長身のアンダースローという六大学屈指の変則投手。

神奈川・桐光学園時代にも下級生から活躍していた逸材です。

 

MAXは136キロ

アンダースローとしては速い部類になるかと思います。

そのため、打たせてとることが中心ではありますが

ここぞの場面では三振を奪うことができる投手だと言えます。

 

一方で幾分四死球が多く、その辺りが不安要素でもあり

思いの外大学4年間で華々しい成績をあげれなかった要因でもあるかとは思いますが

変則投手の少ないカープにとって、またセリーグ全体をとっても数少ないアンダースローとして

彼が先発・中継ぎどちらでも活躍できる可能性を秘めていることから

是非獲得に動いてほしいと考えています。

 

また彼は

高校時代には4番を打ち、県大会準決勝では横浜・藤平(楽天)から

逆方向にホームランを放つなど

非常に打撃センスもあるので

セリーグの球団で打席に立ってくれたら面白いではないかとも思います。

 

 

[5巡目]

度会隆輝(内野手/横浜高)

 

5巡目ではいよいよ野手を指名していただきたく

横浜高校の度会選手。

 

父は元ヤクルトスワローズで活躍した度会博文氏。

父親譲りの天性の打撃センスで名門・横浜で1年生からベンチ入り。

 

1年夏は主に代打の切り札として代打打率驚異の10割。

スーパー1年生として、入学時から注目を浴びていました。

その後は持ち味の柔らかい打撃を武器に、チームの主軸を任されていました。

 

近年のカープ

徐々に野手が入れ代わりの時期に近づいており

そこで近未来のカープの顔になり得る逸材の彼を今のうちから育成していきたいと考えます。

 

二塁手として主に活躍していましたが

まだまだ若いのでプロ入り後は是非複数ポジションを守れるようになれば

今後活躍する可能性は十分にあると考えています。

 

まずは天才的とも言われている打撃に磨きをかけ

数年一軍で出場しながら力をつけるのがベストかなと考えています。

 

ポスト菊池として、小園選手との二遊間を組むようになってくれたら素晴らしいなあ。。

 

 

[6巡目]

伊藤将司(投手/JR東日本

 

6巡目では、JR東日本のエース左腕伊藤投手を指名予想とします。

横浜高校では甲子園出場、その後進学した国際武道大でも大学選手権出場と

大舞台の経験も豊富な投手です。

横浜高校では現ファイターズ高浜・浅間選手や大卒でプロ入りした楽天渡辺選手とも同期です。

 

彼の特徴はMAXは144キロながら、

出どころの見にくいフォームからキレのある直球を内外角に投げ分けられる制球力が武器です。

 

上記で挙げたような投手と比べ、特筆した能力があるわけではありませんが

牽制やクイック・フィールディングなども加味した総合力で勝負できる投手であると考えています。

今1番カープにとって必要な、計算が立つ投手であると言えます。

 

今後のカープに貴重な左投手として

中継ぎの一角を担ってくれるのではないかと感じています。

 

また彼とは筆者は同い年で

個人的に勝手に親近感が湧いていますので、期待している部分があります。笑

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

楽しんでいただけましたでしょうか。

 

今回のこの記事は、少々無茶な欲望が混ざっているかもしれませんが

今回あげた選手全てではないにしろ、こんな感じだったら成功だろうなあと

妄想を働かせながら書いてみました。

 

また指名順位も

少々無謀かもしれないところもあるかもしれませんが

様々な可能性を加味した上で、今回予想いたしました!

 

今回はあげませんでしたが、

他にも明石商・来田選手など将来性のある素晴らしい野手がいると思います。

 

それでも今回あえて外したのは前述の通り、

  • 崩壊気味の投手陣の立て直しが急務なこと
  • 現状カープの外野手・捕手が充実している状況

を踏まえてのことです。

 

今の戦力に加えて

今回リストアップしたような即戦力投手を中心に獲得できたら

新たな黄金期に近づくことができるのではないでしょうか。

 

では、ドラフト当日を楽しみにしましょう!

 

ドラフト会議後は、答え合わせもいたしますのでお楽しみに!!

 

 

それでは!