1人暮らしでは笑えない

23歳社会人2年目。低賃金。多趣味。

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セ・リーグ新人王広島カープ:森下暢仁はどんな投手?圧倒的な数字に隠された彼の魅力とは?今後はどんな投手になるべきかも徹底分析!

みなさま

 

こんにちは!

本日は新人王の広島カープのルーキー森下暢仁投手について

書いていこうと思います。

 


 

 

 

と、その前に

今回の記事の写真は

全て2020年沖縄春季キャンプにて筆者自ら撮影したものとなっております。

その他筆者が応援して止まない今シーズン飛躍した鯉のプリンス:堂林翔太選手の記事でも自ら撮影した写真がありますのでぜひ!

ista-shu0120.hatenablog.com

 

さて戻りまして

是非今回も最後まで読んでいただければ幸いです。

 

 

今シーズンの成績

 

プロ一年目の今季は、初登板の6/ 21 VS DeNA戦から1年間ローテーションを守り続け

規定投球回を超える122 2/3を投げ10勝3敗、奪三振もイニング数を上回る124個

加えて防御率は1.91を誇り、中日・大野投手に続いてリーグ2位と

同じく終盤まで新人王候補の巨人・戸郷投手より一歩リードした成績を納めました。

またQSも14と、登板数が18ですので未達がたった4回であり

四死球も36と、大体3イニングに一つのペースであることから

安定した投球をシーズンを通して続けたことが数字からも顕著に現れています。

その証拠に10月・11月の月間MVPも受賞いたしました。

 

 

もちろんドラフト1位として獲得した選手であり

ここ数年空き番号であったエース番号、18を託され

当初から評価も期待も高かった選手ではありましたが

ここからは今シーズン、彼がここまでの成績を残した要因を個人的に分析してみました。

 

投球スタイルと特徴

 

とその前に彼の投球スタイルを改めて振り返ってみようと思います。

 

彼は抜群の制球力を軸にバランスよく様々な球種を織り交ぜながら

打者を打ち取っていくスタイルです。

 

MAX 155キロのストレートに加えて

カーブ、スライダー、カットボールやチェンジアップなど

それぞれのボールが決め球になりうる非常にレベルが高い印象を受けます。

 

またそれらのボールを操ることができる正確なコントロールと投球術で

打者を打ち取る完成度の高さは、ルーキーとは思えないほどの安定感があります。

 

 

それともう一つ忘れてはならない彼の特徴としては…

イケメン

であることです。

 

今シーズンの活躍がありましたので

来シーズン以降、筆者の永久の推し・堂林翔太選手に迫る勢いでグッツが売れるのではないかと予想しております。笑

 

これは人気出ますね。

活躍の要因

 

上記であげた特徴を遺憾無く発揮したことが今シーズンの活躍につながったことは

明白かとは思います。

 

そのことに加えて筆者が注目した彼の良さは

カーブの使い方

です。

 

彼の投球フォームは背中をそらしながら腕を振り抜くため

オーバースローの中でもかなり上から投げ下ろすタイプだと言えます。

 

写真でもかなり上から投げ下ろすフォームなのが分かりますね。

そのためか

彼のカーブはかなり大きく縦に割れる緩いカーブとなっております。

 

彼の投球を見ていると

この球をカウントを稼ぐ時

決め球としてゴロを打たせる時と

柔軟に使い分けていると感じました。

 

特にこのボールが

左打者の内角低めに決まった時は

打者が苦戦している機会がシーズン中多く見受けられました。

 

ストレートも非常に力強いボールですので

その後にこのカーブを投げるとタイミングが合わない打者が多くいたと感じました。

 

また投球内容だけでなく

今シーズンはフィールディングも光るものがあり

バント処理を素早く二塁へ送球、アウトにする場面が見受けられました。

 

高い投球技術に加え

投げること以外にも長けているからこそ

プロ一年目から大車輪の活躍をすることができたのではないかと思います。

 

今後の伸びしろ

 

元中日の谷繁氏が以前コメントで

彼の投球は完成されていると述べていました。

 

筆者もこれに関してはかなり同意をした上で、かつ現時点でこれといった欠点はないものの

あえて彼がさらに上のレベルにステップアップするために是非今後の課題にして欲しいことは

スピードの速い落ちるボール

です。

 

現状彼の変化球のスピードは

カットボール:130キロ中盤

チェンジアップ:130キロ前後

カーブ:110キロ中盤

となっております。

 

 

カットボールとのスピード差の間に位置する140キロ台のスプリット

などを習得することで、ランナーを背負った際により楽に投球を組み立てることができると思います。

 

またそれは決め球にもなるような球種であるため

習得し、精度をあげることで打たせて取るための球種ではなく

三振を取るための球種にもなりうるとも考えております。

 

 オリックスの山本由伸投手などが投げているボールに近いものを習得できれば

背番号18の前任者:ツインズ・前田健太投手のような球界を代表する投手になる可能性を

十分に秘めていると思います。

 

まとめ

 いかがだったでしょうか。

10年間野球経験のある筆者の個人的な分析、楽しんでいただけましたでしょうか。

 

正直ある程度は予想していたものの

ここまで一年目から活躍してくれるとは良い意味で期待を裏切られました。

 

今シーズンは対戦経験の浅い打者との対戦が多かったと思いますが

今後は同じセリーグの選手とは何度も対戦していくとことになります。

 

そんな中でも今シーズンのように

大車輪の活躍を一ファンとして期待している次第でございます。

 

森下投手の今後に注目していきましょう。

今後も彼について記事にしていきますので、お楽しみに!

また春季キャンプにも足を運ぼうと考えていますので期待していて下さいね! 

それではまた。

 

 

 

カープ坂倉将吾の魅力は?會澤を推しのけろ!常勝カープ再建の要は筆者一押しの彼にあり。

みなさま

 

こんにちは!

今回はカープ、坂倉将吾選手について解説していこうと思います。


 

以前にもカープの選手について解説している動画がありますので、そちらもぜひ!

 

ista-shu0120.hatenablog.com

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今回は下記に沿って進めていこうと思います。

 

 

では順を追って説明していきます。

 

過去の経歴

千葉県出身の22歳。

中学時代は八千代中央シニアで活躍。3年時には全国大会も経験しました。

数十校からスカウトされ進学先に選んだのは、寮生活で心身ともに鍛えたいという思いから西東京の名門・日大三高

日大三高では高い打撃センスを買われ下級生では外野手として

2年秋からは捕手として活躍しました。

3年間で甲子園出場こそなかったですが、

最後の夏に神宮でバックスクリーン直撃の本塁打を記録するなどその高い潜在能力を買われ2016年のドラフト4位でカープに指名されました。

 

今シーズンの成績

ここでは過去の成績とともに今シーズンの成績を見ていこうと思います。

 

 

初出場、初安打を記録したのは共に1年目の時ですが

入団から2年間は主に2軍で力を付けてきました。

 

3年目の昨年2019年シーズンに一軍でブレイクを果たしました。

勝負強い打撃を武器に、チャンスでの一本はファンにインパクトを与えたことでしょう。

そして迎えた4年目の今シーズン。

一気に出場試合数は増え自己最多の81試合に出場。

規定打席には届かなかったものの打率の.270を記録しました。

長打率は4割を超え、長打不足に悩まされた今シーズンのカープの中で存在感はなっていました。

 

そして今シーズンが過去のシーズンと大きく異なる点は

先発捕手として出場する機会が増えたことです。

 

昨年までの3年間は主に高い打撃を買われ終盤での代打から途中出場か

数試合先発した試合では外野手としてのスタメン出場でした。

 

今シーズンは半数以上の試合に捕手として先発出場したというのは

坂倉選手にとって何よりも大きな経験となったのではないでしょうか。

 

プレースタイルと特徴

ここまで何度もあげていますが

彼の1番の特徴は高い打撃力です。

ミート力も高く、打席の中での対応力も高いことに加え

今シーズンの成績からも分かるように長打力も兼ね揃えている事です。

また積極的に若いカウントから力強いスイングをすることができます。

入団時から将来の主軸候補と期待されていたのも頷ける実力を付けてきました。

 

そこで今シーズン特に飛躍したと感じられたのは

投手をリードする力です。

やはり捕手は打てるだけの選手が出場するポジションではなく

投手や首脳陣からも信頼されてこそ守れるポジションであると思います。

 

それを高卒4年目で任せてもらえるだけの配球、捕球、試合を読み取る嗅覚など

前年までとは段違いで良くなっていると感じました。

 

持ち前の勝負強い打撃に加えて

以前から指摘されていた守備面での不安要素が減ったことが大きいかと思います。

 

今後の課題

今後の課題としては、やはり捕手としての出場に拘ってほしい観点から言うならば

やはり守備力の向上かと思います。

 

現時点ではやはり會澤選手の方が、長年の経験もありますので守備面での安心感はあります。

カープが3連覇した際にも、決して最強とは言えない投手陣をうまく會澤選手がまとめあげたからこその優勝だったともいます。

 

捕手は求められることが多く大変なのは重々承知の上ですが

そんな不安を一蹴することができるほどの潜在能力が坂倉選手にはあると思います。

 

ですのでまずは配球、捕球を一から鍛え直し

一軍で1年間戦える能力を身につけていただきたいです。

その上で彼にもう一つ注文をつけるとするならば

打撃の正確性アップをあげたいと思います。

 

現状、シュアな打撃がありますが

まだまだ発展途上のように感じます。

 

将来的には2012年のジャイアンツ•阿部選手のように捕手として打撃タイトルを取ることができる潜在能力は十分に秘めていると考えています。

 

その上で必要なことは今の高い長打力により高い正確性を身につけることができるのなら

タイトルもそう遠くない未来に掴むことができるのではないでしょうか。

 

以前里崎選手がラジオで坂倉選手についてお話されているものがありましたので、少し古いですがお見せいたします。

youtu.be

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は注目の若手・坂倉選手について解説いたしました。

 

注文ばかり多くなってしましたが

ジャイアンツ•阿部選手のようなまさに大黒柱のような活躍をすることができるくらいの

潜在能力があるからこそとご理解ください。

 

カープにその時がきた際には

再びカープ黄金期を迎えることができるでしょう。

 

その時まで気長に応援し続けましょう!

それではまた!

 

 

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カープ鈴木誠也の年俸は適正か。フロントに対する正直な気持ちは。。。将来的な不安要素もあります。

皆様

 

こんにちは!

 

今回は、気を張らずダラダラと自分が感じる意見についてお話していければと思います。

題名にあるように、カープの主砲・鈴木誠也選手の年俸についてです。

 

つい先日、契約更改が行われました。

Bクラスに終わった今シーズンのカープでしたが、ひとり気を吐いたのが鈴木選手だったのではないでしょうか。

 

今シーズン、鈴木選手は5年連続となる3割、25本塁打を記録しました。

すでにご存知の方が多いかとは思いますが、実はこの記録を達成した選手は過去に3人しか達成したことがない大記録となっております。

そんな記録を達成したのが王、落合、小笠原というメンバーですので

いかにこの記録が難しいものかお分かりいただけるかと思います。

 

 

それらを踏まえれて本題について今一度考えてみたいと思います。

鈴木選手の年俸の推移は以下の表のようになっております。

 

前述のような成績を残している鈴木選手は、年俸も安定し常に右肩上がりになっております。

注目していただきたいのは、来季の年俸の上がり幅がここ数年で1番小さいことです。

 

リーグ優勝をした2018年での翌年の契約更改で上がり幅が7000万であるのに対し

優勝を逃した2019年での翌年の契約更改では1億2000万の増減幅となっております。

 

もちろん2019年シーズンはタイトルも獲得しました。

これによる査定の影響は大きいことは明白だと思います。

 

ただそれ以上に今シーズンの彼の存在感はさすがと言えるもので

前述の記録達成もありましたので、3億5000万くらいは最低でもあげてほしいのが本音です。

 

今後、メジャーやFA移籍も視野に入ってきたときに

この辺りからカープの誠意を見せていかなければ今後どんどん有望選手が流出していく恐れがあります。

 

他球団のように高額な契約を結びFA選手を獲得することをしないからこそ

今いる球界随一のレベルの選手にはそれに見合った報酬を払うのが筋ではないかと思います。

 

もちろんジャイアンツやソフトバンクのように潤沢な資金がある球団ではないのは承知の上です。

全ての選手にそうしろというわけでなく、球界を背負って立つような逸材には今後より細かな査定のもと年俸を決めて行ってほしいという願望があります。

 

まあでも、他球団と比較できるような指標ではありませんし

これがカープという球団なのである程度選手はわかっているとは思いますが。

 

過去にカープをさった選手も言葉には出さないものの

その辺りの不満は多少はあったのではないでしょうか。

 

ミネソタ・ツインズで活躍中の前田健太投手がもし今後カープに復帰することがあるのか

黒田選手のように簡単に戻ってくれるとも思えませんしその辺りも今後注目していくと面白いかもしれませんね。

 

今回はこのような感じでした。

他にもこの選手の査定変じゃない?と言ったのがあれば教えていただきたいです。

 

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それではまた!

 

本当にすごい?カープ菊池涼介大解剖!数字で紐解く二塁手初のシーズン無失策記録を生み出した今年のある”特徴”とは?

皆さま

 

こんにちは!

今回は、カープ菊池涼介選手について書いてみようと思います。

今年、シーズン無失策の記録を作った菊池選手の秘密を解説していこうと思います。

 

 

今回は下記に沿って進めていきたいと思います。

 

 

筆者は他にもカープに関する記事を書いていますのでぜひ!

 

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余談ですが今回の記事の写真は全て筆者自ら撮影したものになります!!!

では戻りまして、進めてまいります!

 

菊池選手の経歴

1990年生まれの30歳。東京都出身。

大学は愛知の中京学院大学でプレーし、大学4年の2011年ドラフト会議で2巡目指名でカープに入団しました。

一年目に初出場を果たし、2年目にはシーズン141試合に出場。

3年目には捕殺の日本記録を更新しました。

ゴールデングラブ賞は2013年から2019年ま7年連続で獲得しています。

また5年目には最多安打のタイトルを獲得し、守備だけの選手ではないことを証明しました。

2017年にはWBC、2019にはプレミア12に出場と世界大会にも複数出場しています。

 

プレースタイル

中京学院大時代から、プロで守備だけでも飯が食えると言われるほど

高い守備力が売りの選手でした。

とにかく守備範囲が広く、特徴でもある深い守備位置でも難なくアウトにしていきます。

派手で超人的なダイビングキャッチなどで何度もファンを魅了してきました。

一方で簡単なゴロはじくなど、エラーも多いのが特徴です。

 

打撃はとにかく早いカウントからどんどん打っていく積極的なスタイルです。

そのため四死球は多くなく、あまり打率は高くないのが特徴です。

一方で2桁本塁打も何度も記録しており、パンチ力も持ち合わせています。

また主に2番打者として犠打も器用にこなします。

 

 

今シーズンの成績

今シーズンの菊池選手の成績は下記マーカー部分になります。

まずは打撃成績になります。

 

正直、特段目立った打撃成績ではないのかなと感じています。

強いて挙げるとするなら、打率がここ数年と比べ良いことかと思います。

2割前半から2割5分だった歳と比べると、今シーズンの菊池選手はまずまずの打撃成績だったと言えると思います。

 

続いては、守備成績になります。


 今回の記事の題名のもありますのですでに皆様ご存知かとは思いますが

今シーズン菊池選手はシーズン無失策の二塁手としては史上初の快挙を達成しております。

それって、単に守備機械が少なかっただけじゃないの?と思われるかもしれませんが

マーカー部分を見ていただけると補殺も310とかなり数が多いと思います。

ちなみにこの表の遊撃手の補殺を合計すると310に満たないので

いかにこの記録がすごいものなのか、チーム内の比較でもお分かりいただけるかと思います。 

 

活躍の分析

ここではなぜ今シーズン、菊池選手がこのような成績を残すことができたのか考察してみようと思います。

前述の通り、今や野球ファンなら誰でも知る球界を代表する二塁手となった菊池選手。

ゴールデングラブ賞も7年連続で獲得できる二塁手は過去の歴史にもそう多くないでしょう。

 

しかし、近年の菊池選手の守備は実は平均的な数字であったと言われていました。

過去に膝を故障した影響か、守備指数を図るUZRという数値が著しく低下していました。

今シーズンもこの指数はあまり高くないのですが、一塁手があまり上手くない松山選手が

一年を通して守っていたことを考慮すると、やはり今年の記録は偉業と言えます。

 

上記の事実を踏まえて考えた今年の菊池選手の強みは

普通のゴロを補殺することができたことだと言える思います。

 

 

とくに前述の通り

派手な守備で以前から高い守備力を誇っていましたが

正面の簡単な打球を弾くことが多く見受けられました。

 

もちろんこれはエラーにカウントされるので

そのある意味菊池選手の守備につきものだったものがなくなったのが今年の強みだったといえます。

 

もっというならば

上記で述べたUZRの指数が無失策なのに低かったことも考慮すると

以前のスタイルとは違い、取れる範囲は狭くなっているものの

一般的に取れるとされている打球は処理したと言えるでしょう。

 

この指標はあまり日本では一般的に用いられているものではないので一概にはいえませんが

数字からそのような答えを導くこともできるということです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

この賛否両論の成績を見て皆さんはどう感じたでしょうか。

 

筆者的にはいつまでの彼に二塁手を任せ続けるのは危険だと感じています。

早いうちに彼を脅かす存在が現れることを期待しています。

 

それではまた!

 

 

外野手争いに食い込め!カープ宇草孔基とはどんな選手?シーズン終盤ブレイクした次世代のスター候補大解説!

みなさま

 

こんにちは!

2020年シーズンも終了し、若手を中心としたフェニックスリーグも終わり

契約更改などを中心としたオフシーズンとなりました。

 

そんな中で今回は

カープの注目の若手、宇草孔基選手について解説いたします。

筆者は今年2020年の沖縄キャンプで直接見ることができた選手でもあるので

その辺りも踏まえてお話しできればと思います。


 余談ですが

筆者はカープのことに関して頻繁にブログを更新しておりますので見たことない方はぜひ!

 

ista-shu0120.hatenablog.com

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では、初めていきます!

 

経歴

1997年生まれの23歳。東京都出身の右投げ左打ち。 

 茨城の名門、常総学院では春のセンバツ甲子園に出場。当時は二塁手でした。

その年のU 18日本代表にも選出されました。

高校卒業後は、法政大学へ進学。

3年秋にレギュラーを掴むと、4年春ではベストナインを獲得。

のちに日米大学野球選手権代表にも選出。その年のドラフト2位で広島カープに指名されました。

 

今シーズンの成績

プロ一年目の今シーズンは開幕二軍スタートでした。

春季キャンプからうまくアピールをしている印象でしたので期待はしていましたが

今のカープの外野人は非常に層が暑く、経験を積むためにという首脳陣の意向もあり開幕2軍だったそうです。

 

今シーズンの成績は以下になります。

開幕は2軍で迎えたものの、2軍で結果を残し続けた結果

10月6日の阪神戦でプロ初出場を果たしました。

その試合の三打席目、阪神・青柳投手から左中間へ二塁打を放ちデビュー戦でプロ初ヒットを記録しました。

またこの試合ではプロ初盗塁も記録し、持ち味を存分に発揮しました。

その翌日の試合では、2安打と四球二つで全打席出塁を記録し

初めてのお立ち台も経験しました。

 

また10月10日のヤクルト戦では2点タイムリーを放ち

その日先発投手だった同期入団の森下投手とお立ち台も経験しました。

 

プレースタイルと特徴

彼のプレースタイルは、持ち味の俊足を攻守に生かしたプレーです。

カープでは若い頃の丸選手のようなプレースタイルが近いのではないでしょうか。

正直、内野経験が長かったの外野守備はそれほど得意のようには見えません。

その点、今のカープで近い選手は西川選手かもしれませんね。

 

彼の特徴は選球眼よく甘い球をしっかりヒットにする打撃があり

特に左中間方向にも強い打球を打つことができます。

彼を初めて見たのが2020年の春季キャンプでしたが

そこでも低めのボールをうまく捌くシュアなバッティングを見せていました。

今シーズンも2安打を記録した10月7日の阪神戦では

西川選手のような、片手一本で低めの変化球を捌くなど

プロの高いレベルの投手にも対応できることを証明していました。

 

また、50m6秒の俊足を生かした捕球範囲の広い守備も彼の魅力です。

プロ初盗塁も、スタートも素晴らしいものでした。

Youtubeにも快速を飛ばして内野安打を勝ち取る動画がありましたのでどうぞ。

youtu.be

 

今後の課題

現状、彼の能力は非常に高いと思います。

まさに野球エリートと呼ばれるような道を歩んできた選手にあえて注文をつけるなら

守備力を磨け!です。

 

1年間、プロとして一軍で戦う中で

必ず調子の波はどんな選手にもあると思います。

そこでまずプロとして戦う際に十分な守備力があれば

どんな場面も乗り越えることができるのではいないかと考えています。

 

例に挙げるなら、今シーズン2000本安打を達成した巨人・坂本選手も

一時期はペースが落ち、今シーズン中は達成できないのではないかと言われていましたが

終盤に一気に調子を取り戻し、偉業達成しました。

その坂本選手を支えていたのも、年々レベルアップしている安定した守備力があったからこそで

守備での悩みがないからこそ、打撃に最大限集中力を注ぐことができるのが

今の坂本選手の強みであると考えています。

 

昔から好不調の波が少ないと言われている守備力を鍛えることが

彼が今後カープの中心選手として活躍するには不可欠であると考えています。

 

また、彼は前述の通り以前は内野手をしておりました。

その名残か、まだまだ外野手としてプロのレベルとは言えないスローイング力となっております。

この辺りも周りにいる鈴木誠也選手や野間選手など

一流と呼ばれる人の守備を身直で見て自分のものにしていってほしいと思います。

 

最後に

いかがだってでしょうか。

カープの外野手はまさに激戦区ですが

そこに割って入ることができるのが、今回紹介した宇草選手であると思います。

 

大卒ですが来年プロ2年目とまだまだ若いので

今後一つずつ課題を克服して成長していくことを期待して応援していきたいと思います。

今後もカープの注目の選手について記事にしていくのでお楽しみに!

それではまた!