映画/祈りの幕が下りる時
みなさま
こんにちは!
本日は、映画レビューになります。
「祈りの幕が降りる時」です。
ちなみに筆者は以前にも映画レビューをしておりますので
まだご覧になられていない方はそちらも是非!
では戻りまして、今回の作品を解説していきます。
概要
こちらの映画は東野圭吾氏原作が2013年に公開したであり、2018年に阿部寛氏主演で映画化されました。
その他キャストとしては松嶋菜々子、溝端順平、小日向文世などがいます。
またこちらは、東野氏の連載している人気シリーズ加賀恭一郎の最終話といった立ち位置でもあります。
ストーリーのあらすじ
物語は溝端演じる松宮刑事が調査するとある一つの殺人事件から始まる。
それはアパートで腐乱死体が発見されるといったもので
その身元は40代女性、押谷道子と判明する。
しかし警察はその犯人をなかなか割り出せない。
捜査を続ける中で、その現場から程近い場所で以前起きた焼死体遺棄事件と犯行手口の共通点を判明する。
しかしなかなか犯人を突き止めるまでの決定的な証拠を掴めないでいた。
そこで松宮は、主人公の日本橋警察署勤務の加賀恭一郎に事件について何か協力してももらえないかと思い相談することにする。
当初は管轄外ということもありあまり乗り気ではなかった加賀だが
事件は現場に残されていたカレンダーに記載されていたとある文字により一気に急展開を迎えることになる。
犯人は一体誰?あの人とあの人の関係が肝になる?
一つ一つ明かされていく事実関係が、事件の全貌を明らかにすることに…
感想
このシリーズは前述の通り、大人気シリーズ・加賀恭一郎シリーズの最終章となっております。
大人気シリーズにふさわしい、とにかく凝ったトリックやミステリー展開となっております。
複雑な登場人物、二転三転する犯人・トリックなど
少々難しく感じるかもしれませんが
筆者が知っているミステリーの中ではトップクラスの見応えがありました。
そことつながるの?とか、あーなるほどその展開になるのかなどなど
とにかく高度なテクニックが散りばめられており
最後までドキドキの展開に引きつけられました。
またこちらは
その前の加賀恭一郎シリーズを見たことがない人でも
最後まで不自由なく楽しむことができる作品になっております。
さすが東野圭吾氏といった作品ではないでしょうか。
その他出演されている役者さんたちの演技も必見です。
ミステリーが好きな方はもちろん
東野氏ファンの方やそうでない人など
様々な方が楽しめる作品だと思います。
昨今またコロナウイルス感染が拡大しつつありますので
在宅ワークの合間や、ステイホームの時間におすすめの作品です。
それではまた!