日南キャンプを実際に見た、野球経験10年の僕が考える、カープドラ1小園海斗の最大の長所は?打撃?守備?走塁?それとも?
プロ野球のキャンプも終盤戦に入ってきました。
前日まで宮崎で行なっていた、広島カープのキャンプも沖縄に移り、対外試合に入ってきました。
今回注目したのは他でもなく、ドラフト1位ルーキー小園海斗(報徳学園)です。
2年生までの印象は
華奢な体で、バットコントロールのうまい1番打者
という感覚がありました。
しかし夏の甲子園、またU18日本代表での試合を経て、その考えは徐々に変わっていきました。
やはり1番彼が大きく変わったのは見た目、体の大きさにあると思います。
またそのサイズアップした体から生み出されるプレー1つ1つに、以前には無かった力強さが加わり、いよいよ面白い存在になってきたなと感じていました。
そしてドラフトでカープが1位指名。
先日の宮崎でのキャンプ、彼を目当てに日南まで足を運んで観に行った第1印象は…
デカ!!!!
でした!笑
周りの一軍選手と比べても見劣りしない、下半身の大きさがありました。
そんな彼を観て感じた1番の長所はすばり…
守備力
です!!!
シート打撃で大瀬良から打ったヒットなどを見ると、柔らかい打撃力があるなという印象もあり、またスタンドインするパワーも実際目の当たりにしました。
しかしそれでも、彼の1番評価できるポイントは守備力であると考えています。
その中で特に良いと感じたことが
前で打球をさばこうとする意識が高いと感じたことです。
常に足を使い、待つのではなく前でボールをさばく。この意識があることで際どいタイミングでもアウトにすることができるのではないかと思います。
ただ現時点としての課題としては、三遊間のゴロのさばき方、特に逆シングルでの捕球に課題が残っているなという印象がありました。
二遊間寄りのゴロは難なくさばく一方で、今ひとつバウンドに合わせきれてなく、グラブさばきが鈍い為、弾く場面が多く見受けられました。
ここを伸ばしていければ、彼が目指している日本1のショートに近づくことが出来る、また十分に可能性のあるものであると考えています。
そんな彼をどのように起用し、育てていくかは次の記事で僕の考えをお伝えしたいと思います。
それではまた。