スカイツリーの河津桜はここで撮れる!筆者流の撮り方も紹介!
みなさま
こんにちは。
今日から3月ですね。
最近は日も伸びてきて、日中は暖かい日もあり春の訪れを感じている筆者です。
みなさんは春といえば、何を思い浮かべますか?
卒業、入学のシーズンでもあり、色々と変化の多い時期でもあるかと思いますが
四季を感じるのがここ日本の特徴、そしてそれは毎年繰り返すもので、
筆者は春といえば、桜!をイメージします。
前置きが長くなりましたが、今回は東京スカイツリーを絡めた河津桜の撮影スポットの紹介とその写真の撮り方について紹介いたします!
この写真は筆者が撮影したものです!
ぜひ最後まで読んでみてください。
ちなみに筆者が使用しているカメラについては過去の記事で紹介しておりますので、参考にしてみて下さい!
撮影場所、時期について
こちらの写真は東京スカイツリーのすぐ近くにある、東武橋から撮ることができます。
ちなみに場所は駅からも5分ほどで行けるところにあります。
例年この時期は人気なスポットであるため、週末は多くの人で溢れています。
また、見頃としては例年2月下旬から3月初旬となっております。
しかし、今年2022年は寒波が続いた影響のためか、開花が遅れている模様で、まだ2分咲程度とのことでした。
ここ数日で気温も高い日もあり、日を追うごとに満開に近づいているようで
今週末には満開の予想も出ております。
ですので
今年ここを訪れるおすすめの期間は今週末3月5日以降と言えるでしょう!!!
ぜひカメラを片手に訪れてみて下さい。
ちなみに補足ですが、三脚は立てられませんので、特に夜に撮影に行かれる方はお気をつけ下さい。
撮影方法について
ここからは、筆者流の撮影方法や意識している点について解説いたします!
筆者のおすすめは、望遠で撮ることです!
望遠で撮影することで、余計な情報を残さずに、スカイツリーもしくは桜のどちらかをボカして撮影することができ、非常に情景的な印象のある写真を残すことができるからです。
前出している写真は、スカイツリーにピントが合っているので
スカイツリーそのものの銀色、そして青い空とのコントラストとして
ピンクの前ボケが綺麗に映えており、桜を連想させることができているのではないでしょうか。
反対に桜にピントを合わせた写真がこちらです。
桜にピントが合っているため、直接的に季節感を出すことができています。
また、東京を代表とする建造物の一つであるスカイツリーの特徴的な展望デッキ周辺を写し込むことで、インパクトのある一枚になっていると思います。
このように、ピントの位置の違いで与える印象を変えることができ、とても季節感のある一枚を撮ることができます。
またこれらの写真を撮るときに意識していたことは、桜の花びらや枝を使い、画面の四隅周辺を囲い込むような構図の中にスカイツリーを収めることです。
こうすることにより、視点をよりスカイツリーに誘導することが出来るのと
縦構図で撮った時に非常にまとまりのある一枚に仕上げることができます。
ちなみに広角で撮ると、また違った印象の写真に仕上げることができます。
この場合、元々の桜とスカイツリーの距離があるため、桜をよりダイナミックに画面全体に収めることができ、その間からスカイツリーが少し見えるような写真になります。
この場合、望遠撮影では主題であったスカイツリーはあくまで副題的役割を果たすことになります。
この辺りは、人それぞれの好みですかね。
いずれにせよ、天気の良い日に撮ることで、空の青さと桜のピンクのコントラストがよりはっきりしますので、晴れた日の撮影が特におすすめです!!!!
まとめ
いかがだったでしょうか。
近年とても有名なスポットとなってきているため、週末は特に人が多くなかなかうまいポジションで撮影できないかもしれませんが、それでも行ってみる価値のあるおすすめスポットです!
この記事を参考に、綺麗な桜とスカイツリーの写真をご自身のカメラに収めてみて下さい!!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!
筆者流・玉ボケ写真の撮り方!クリスマスイルミネーションを使って簡単に撮る方法はこれ!
みなさま
こんにちは!
今日はクリスマスですね、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今日クリスマスといえば、イルミネーション!
丸の内や恵比寿ガーデンプレイス、六本木など東京都内ではたくさんのイルミネーションを見ることができます。
そんなイルミネーションで、筆者のようにカメラを持つ人は
「玉ボケ」の写真を撮ってみたい!と思う方は多いのではないでしょうか。
・あーなんかインスタで見たことはあるんだけど、撮り方わかんないだよねー
・綺麗に撮るの難しそう
などなど
挑戦したことがない人もたくさんいるかと思います。
でも安心してください、この記事を読めば今日の夜、下記写真のようなまさにクリスマスの綺麗なイルミネーションの玉ボケ写真を撮ることができます!
短めの記事に仕上げていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
玉ボケ写真とは
まず玉ボケ写真とは
クリスマスのイルミネーションのような、電球のような小さな光源がボケることで写すことができます。
イルミネーション以外では、雨上がりの雫でも同じような原理で写真を撮ることができます。
ピントの合っている被写体の背景などに置くと、美しい円形のボケを作ることができます。
また基本的には、iPhoneのような携帯端末のカメラではボケ感を作ることができないので
カメラを使用する、というのが前提となります。
綺麗な玉ボケ写真の撮り方
①被写体にきちんとピントを合わせる
②被写体と光源の距離を取る
③可能な限り望遠側で撮影する
この三つを意識することで簡単に撮ることができます。
①被写体にきちんとピントを合わせる
まず当たり前ですが、撮りたい被写体(筆者の写真ではiPhone)にきちんとピントを合わせることです。
被写体にきちんとピントが合った上で、背景がボケるという原理です。
より綺麗にかつ多くの玉ボケが欲しい場合は、大きなクリスマスツリーのイルミネーションなどを光源として撮影すると、画面いっぱいの光源を収めることができます。
②被写体と光源の距離を取る
実はこれが簡単ですが、結構大事なポイントです。
イルミネーションに行くと、光源にくっついて写真撮影をしている人を見かけます。
もちろんその撮影者の意図は僕には分からないので、一概に否定をするわけではないですが、玉ボケ写真を撮るなら、あまりよろしくないのではないかと思います。
光源がボケる原則として、ピントの合っている被写体から距離を取れば取るほど、玉のボケ感は強まります。
ですので、イルミネーションの玉ボケ撮影としては、光源が遠くに合っても問題ないです。
あくまで画面の中にいる被写体にピントが合っていて、そこに光源が入り込んでいること、そしてそれと被写体との距離が取れれば取れるほど、ボケ感は強まります。
③可能な限り望遠側で撮影する
これも一つ前にお話ししていることとつながるのですが、
より望遠側で撮影することで、玉ボケはより綺麗になります。
ですがどこに行っても混雑している都内のイルミネーションスポットで
被写体を遠くから望遠で撮影しろ、というのは限度がありますので
可能であれば、で問題ありません。
先にあげた二つのプラスαと考えていただければ幸いです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事でまとめたことを参考にして、綺麗な玉ボケ写真を撮ってみてください!
恋人や気になる人を被写体として撮影する際にも応用が効きますので、ぜひ参考にしてみてください!
それではまた!
プロ野球「9回終了時点で同点の場合試合終了」の持つ意味。野球の本質を再考した2021年シーズン。
みなさま
こんにちは。
明日からいよいよ11月20日より開幕するSMBC日本シリーズ2021が始まりますね!
今回は、題名にあるように、
今シーズン多く見受けられた「引き分け」について深掘りしていきたいと思う。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
目次として、下記の通りに進めていこうと思います。
では、進めていこうと思う。
通常時の引き分けの概念について
今回話す通常時とは、コロナ禍の前のことを指している。
その基準で話を進めると、延長12回まで試合は継続される。
また、アマチュアとは違い、無死1、2塁から開始されるタイブレークなどはなく
あくまでイニングがそのまま継続されるというのが通常で、12回を終えて同点の場合そこで試合げ終了となり、引き分けとなっていたのがコロナの前だ。
コロナ禍における引き分けの概念について
プロ野球がコロナ禍になってからは、引き分けのルールが変更となった。
延長制度はなくなり、9回を終えた時点で引き分けの場合、その段階で試合は引き分けという形で終了となる。
つまり、どんなに乱打線だろうと、はたまた一点を争う投手戦だろうと、あるいは大型連戦の中日であろうと、試合は9回には必ず終了するということになる。
背景としては、コロナ禍で夜間の外出制限のある中でのナイターの試合ということで
- 試合終了後なるべく早く観客には帰宅してもらう必要がある
- NPBとして、そこを考慮していることを世間に示す必要ある
主にそのようなところではないでしょうか。
現行の引き分けの基準が引き起こす利点
さて、まずはコロナ禍になり9回で試合終了となることで引き起こすメリットについて感げえてみようと思います。
メリット
①試合そのものを逆算することができる
②選手起用そのものが楽になる(投手・野手問わず)
③最悪引き分けでもいい、という精神的余裕が生まれやすくなる
一つずつ深掘りしてみてみよう。
試合そのものを逆算することができる
まさしくこれは、監督・コーチが試合を進める上で特に大きなメリットとなっているだろう。
従来では、試合展開はもちろん、点差、イニングなど様々な要素を加味した上で試合運びをしないといけなかった。
だが、コロナ禍においてどんな試合展開であろうと、9回で試合は終了する。
これはいわば、取るべき試合とそうでない試合の区別がより色濃く、そして簡単に取捨選択することができるということだ。
例えば、どうしても落としたくないシーズン終盤での首位攻防戦だとしよう。
同点で終盤を迎えた場合、従来の延長12回制では次の勝ち越しとなる一点を取りに、またその一点を死守するような試合展開を想定していくだろう。
だがしかし、9回で試合が終了するなら、仮に引き分けでもゲーム差は縮まるため
あえて勝ち越そうとせず、そのまま同点で試合を終わらせに向かうだろう。
実際、このような展開は今年多く見受けられたと感じている。
試合を逆算できると言ったがむしろ、試合そのものに対する考え方をよく言えば柔軟にすることができ、悪く言えば勝ちに対して消極的な作戦が横行すると言えるだろう。
選手起用そのものが楽になる(投手・野手問わず)
次にあげられるのは、選手起用だ。
これは特にメリットの中でも大きなウェイトを占めてると言える。
なぜなら、起用する側・される側双方に利点があるからだ。
まず、起用する側、監督・コーチ陣側の視点から見ていこうと思う。
何度も言うが、9回と言う区切りが試合の中であるため、後ろから投手の順番を決めることができる。
なんなら試合開始前で、それをすることも可能だ。
これにより、選手の調子、登板数や登板間隔、疲労度などを考慮しながら
まるでテレビゲームのように試合を組み立てることができるのだ。
従来では延長に突入しそうな試合展開の場合、監督によっては勝ちパターンで9回までしのぎ、それ以降は残りの投手をうまく使いながら試合展開していくパターンと
8回あたりから延長を意識し、勝ちパターンの投手を温存するパターンが見受けられた。
選手の疲労度等を一旦おいて置けるのなら、コロナ禍における投手起用で後者を採用するチームはいないだろう。
試合終盤における難しい選手起用に悩まずに済む、これがまず起用する側としての大きなメリットと言えるだろう。
反対に今度は起用される側、選手にもメリットがあることについて触れていきたい。
起用する側で述べた、逆算して選手起用をすることに繋がってくるのだが
これをされる選手の調子、登板数や登板間隔、疲労度などを考慮してもらえることというのは
選手の寿命に直結すると考えて良いだろう。
近年、高校野球では1週間の球数制限が導入され、投げすぎに対する対応策が取られている。
これはまさに、選手の怪我に対するリスク軽減と為の処置と言えよう。
過去引退して行った選手の中には、大きな怪我から復帰することが叶わず、現役生活を終えた選手も多くいた。
選手として活躍することのできる年齢に限りのあるこの世界において、一年でも長くプレーすることは選手にとっては死活問題といえよう。
ここに対して、このようなコロナ禍での丁寧な選手起用は、ブルペンでの無駄な投球を防ぎ、終盤での急な守備固めや代走などの出場機会の軽減に寄与し、将来的な選手寿命の向上に貢献していると言えるのではないだろうか。
最悪引き分けでもいい、という精神的余裕が生まれやすくなる
こちらも選手、そして監督・コーチの双方のメリットと言えるだろう。
引き分けは、負けではない。
むしろ、今の状況下において引き分けはかなり価値のあるものとなっている。
というのも、以前より引き分け自体の数が増えているのだ。
下の表がコロナ前2019年シーズンの各球団の勝敗表だ。
引き分けは各球団数えるほどしかないのがよくわかるだろう。
次にお見せするのが、今年2021年の勝敗表だ。
その差は一目瞭然と言えるだろう。
2019年には、引き分けが二桁の球団はなく、最多はオリックスの7引き分け。
それに対して、2021年は一桁の球団はなく、最小で阪神の10引き分け
最多に関しては、ソフトバンクの21引き分けと、約7試合に一回という結果になっている。
この数字を見て、皆さんはどう感じただろうか。
一概に、この数字が大きい球団が上位に食い込んでいるかと言われたそうではないので
必ずしも、この数字に全てを委ねるのは間違いだと思う。
しかし一方シーズン終盤の首位争いをしていたチームの戦い方に目を向けると
引き分けでもゲーム差は縮まる、という一種の安堵感みたいなものすら感じる戦い方をしているところもあった。
これは引き分けでもゲーム差は縮まる状況で特に顕著に現れていたのではないかと思う。
実際には、どの球団も同じ状況下で戦っているのだから同じじゃないかと感じるかもしれないが
シーズン終盤、各球団の残り試合数にも差が出てくる頃に
このように引き分けによってゲーム差を縮めることができるのは
プレッシャのかかる選手にとっては、メリットと言える環境ではないのだろか。
CSでも同基準の引き分けが採用されたことについて
さて、ここまで筆者が考えるメリットについて話をしてきた。
ここでは、CSでも同様の基準が設けられ、それによって感じたデメリットについて考えてみようと思う。
CSでもレギュラーシーズン同様、9回で引き分けの場合、試合終了というルールが用いられた。
一つ違うのは、というか意味合いが違うのが、同点で試合が終了した場合
レギュラーシーズン上位のチームに白星がつくといったものだ。
今回、CSファースト・ファイナルでこのルールが適応された試合が2試合あった。
一つ目はCSファースト2戦目、楽天VSロッテだ。
この試合を引き分け、白星がついたことによりロッテはCSファイナルに進出することになったが、筆者は正直これで決まるのはどうなのかと感じた。
試合はロッテが8回に追いつき、そのまま同点で逃げ切った。
本来であればそのまま延長に進み、後のない楽天は総力戦で全投手陣を注ぎ込んだ投手リレーをしてきたに違いない。
それが見れずに、不本意な形で試合終了とは、なんとも切ない気がした。
もう一つはCSファイナル第3戦、ヤクルトが6年ぶりの日本シリーズ進出を決めたVS巨人戦だ。
この試合、ヤクルトのベテラン青木選手の勝ち越しタイムリーで一時勝ち越したが、リリーフの清水が8回同点に追いつかれてしまった。
この時巨人ファンは大いに盛り上がっていたが、正直勝ち越していようが、追いつかれようがあまり関係ないのでは?と感じていた。
なぜならヤクルトには最終回には守護神マクガフがおり、8回終了で同点にはなっていたがほぼ確実にこのままいくだろうなと感じていた。
案の定試合はそのまま同点で終了、ヤクルトに白星がつくという結果になった。
双方の試合を見て、もちろんシーズン順位が上のチームが勝ったので、アドバンテージ的な考え方をすれば、このような終わり方も妥当なのかもしれない。
しかし、野球の奥深さ、難しい選手起用、終盤の一点を争う攻防など
見ていてこれほどしっくりこない短期決戦はなかったと思う。
シーズンを勝ち抜いた強いチームの、短期決戦という難しい戦い方の中で
強大な戦力を細かく使い分け、勝ち進んでいくのがプロ野球であり
アマチュア野球では表現できない繊細な試合展開こそが魅力ではないのだろうか。
今後の希望について
コロナ禍という特別な中でプロ野球を有観客で開催するには、各自治体などのルールに従って試合を進めていくことは大切だ。
また無観客に戻ってしまっては元も子もない。
しかし、せめてCSくらいは延長を戦ってほしかった。
9回で試合が終わってしまっては、
やはり野球の本質的な面白さ、難しさ、そして楽しさを阻害してしまう。
ここのパワーバランスを見極めた上で、NPBには来シーズンの指標を作成していただきたい。
それが筆者の切な願いだ。
日本シリーズは延長があるみたいでまずは一安心。
ヤクルト、オリックスの痺れる試合に期待したい。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
書評「白鳥とコウモリ』 東野圭吾著
みなさま
こんにちは!
本日は、東野圭吾著『白鳥とコウモリ』についてお話ししようと思います。
ネタベレは含みませんので、最後までご安心ください!笑
まずは簡単に物語の概要をお話ししたのちに
今回自分が読んだ感想や、思ったことをお話ししようと思います。
この話は、2017年東京でとある殺人事件が発生したところから始まります。
都内で弁護士として働いていた白石弁護士が何者かによって殺害されます。
警察は、犯人として白石弁護士と通話履歴のあった愛知県在住の倉木に話を伺いに行ったところ、なんと犯行を自供したのであった。
また驚くことに、倉木は1984年に愛知県で起きた事件の犯行も自供し始めたのだ。
この当時事件の犯人として逮捕された福間は、取調べ最中で自殺していたのだ。
すでに時効も成立しており、愛知県警としては、誤認逮捕したこともあったのであまりこの事件については、大きく取り上げようとはしないつもりだった。
しかし、被疑者の娘・白石美玲、そして被害者の息子・倉木和真は、それぞれ今回の事件について疑問を持っていた。
本当に父はそのような行動を起こしたのか。。。
小さいが確実に浮かび上がっていた疑問はやがて大きくなり、そして事件そのものを動かし、大きく変わっていくことになる。。。
今回、この本を読んだ感想は
ストーリーは今と過去の二つの事件がからむような非常に複雑な構図でありながら、
きちんと整理された、一貫性のある物語が繰り広げられていると感じました。
それゆえに、500ページを超える量にも関わらず
先が見えなく、続きが気になるような構成のおかげもあり間延びしているような感覚はなく
最後まで一気に読むことのできる、とても面白い一冊ではないかと感じました。
特に後半の展開にはハラハラさせられるものがあり
当初では考えられない方向へ進み、またそこも魅力に感じました。
これが国民的作家、東野圭吾の実力かと強く感じました。
また物語は、世間一般的に起こる問題にも触れており
ネタバレを防ぐためここでは詳細は割愛いたしますが
その辺りも読者が親近感を持って読み進めていくことができる理由の一つではないかと思いました。
終始、東野ワールドに引き込まれた一冊でした。
ぜひ、胸を張ってい皆様に読んでいただきたい一冊ですと言わせてください。
25歳耳に違和感を感じて再考する、「サボる」について
今週のお題「サボる」
「サボる」とは、一見悪いことに感じる。
当たり前、と言えば当たり前で、というのも「サボる」とは本来やるべきことをせずに怠惰に、疎かに行動することを指すためだ。
しかし、それは果たして本当に悪いことなのだろうか。
今週のお題と筆者の一週間を振り返ると、
一概にそうとは言えないのではと思い、その理由について考えてみた。
今週、数年ぶりに耳鼻科に行った。
というのもその数日前から、左耳が籠ったような感覚があり、聞こえ方に違和感を感じていたからだ。
案の定、その違和感は聴力検査で形になって現れ、診断は左耳の低音が聞こえていないとのことだった。
メニエール病という聴覚障害の病気の初期段階に近いもの、という診断だった。
ここまで書くと少し大ごとのように感じるが、要因として考えることは
普段の生活におけるストレス、塩分摂取過多、運動不足など
ある種、耳のむくみのようなものですので、一週間薬を処方します、大方それで改善されると思います、とのことだった。
実際薬を飲み始めて数日で症状は軽くなり
今では以前と変わらない状態まで回復していると感じている。
ここからが本題なのだが
今回、このような聴覚障害を発症して思い当たる節はいくつかあり
普段の食生活の乱れなどもその一つなのだが、それ以上に仕事でのストレスを感じる場面がここ最近特に多かったと感じていた。
さまざまなプロジェクトを抱える中で、日々溜まっていたストレスが形として体に出できてしまったのではと、今振り返ると感じる。
そこで、やはり人間には休息すること、そして「サボる」ことが必要なのではと強く感じた。
筆者自身、完璧主義というか、計画通り物事を進めていきたいタイプで
ここ最近は特にうまくいかない場面が多々あり、ストレスを感じていた。
だが今回このように体に不調を感じて、必要以上に理想を追い求めて、自分で自分自身にプレッシャーをかけてストレスを感じることはやめようと思った。
仕事は1人ではできないし、誰かと一緒に成し遂げるものだ。
そこで自分の価値観や考え方を押し付けるのはもちろん、言葉に出さないにしろうちに秘めた考え方や理想を無理に追い過ぎてストレスを感じるのは避けないといけないと、今こうしてここ最近を振り返ると感じる。
そう、「サボる」とは一見怠惰な行動に思われるかもしれないが
それは実は自分自身を防衛し、結果的に何かを成し遂げるための最短ルートをたどっているだけではないかと感じている。
今回この数日、耳に違和感があった時期はうまく仕事も進められず、
結果的に「サボる」ことになってしまった。
この「サボり」は遠回りで、不必要で無意味な「サボり」だ。
そう、日々生活の中に「サボり」があれば、避けることができたのだ。
今なら一年前に辞めて行った同期が24歳の若さで去り際に放った言葉に納得することができる
「私の座右の名は健康第一、健康な体がなければいくら時間やお金があって自分の好きなことができる環境にあっても何もすることができない」
ありがとう元同期、今も元気に健康でやってるかなあ。